片付けられない人の行動を変える!片付けを習慣化させる部屋作りのコツ

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毎日片付けてもあっという間に散らかってしまうのはどうして?

一緒に暮らす人を見送った朝、家族が寝静まった夜、一人で掃除や片付けをしていると「どうして元に戻すことくらいできないの?」という小さな不満が積み重なり、片付けられない相手を責めてしまったことはないだろうか。使ったものを箱の中に戻さず箱の上や横にポンと置く

片付けは“誰かが適当に戻すと、次に使った人も同じように繰り返す”といった連鎖反応も起こりやすい

たとえ収納ボックスにわかり易く名前が付いていたとしても、使ったものを箱の中に戻さず箱の上や横にポンと置く人がいる。「え?そこまで持っていったのにどうして箱の中に戻さないの?」「ふたをすることくらい簡単でしょ」と疑問に思うかもしれない。

だからと言って片付けを諦めたり、片付けられない人を責めてはいけない。これは片付けが得意不得意の話ではなく、元に戻すための動作の「習慣」が違うだけである。

では、この片付けによる差は分かち合うことができるのだろうか。今回は、実際の片付けの現場で整理収納アドバイザーが提案している片付けの解決策を紹介する。片付けられない人の癖は部屋作りで直せる?片付けられない人の特徴とは

片付けられない人にやんわりと片付けを促しても返ってくる言葉はズバリ!「めんどくさい」だ。

片付けられない人は、”片付けなくてもなんとかなる”と思っている。しかし適当なところにモノを置く癖があるので探し物をすることが多く、時間のロスや重複買いに繋がってしまう。片付けられる部屋作りの大切さとは小学校の教室:きれいに片付けられたランドセル

小学校の教室は、面倒な動作が要らない収納システムが整っている

片付けができる人とできない人の違いは「性格によるもの」と思われがちだが決してそうではなく、誰もが小学校で片付ける習慣を経験済みである。

大勢の子供が過ごす教室には、消しゴム程度の落とし物だけでランドセルや文房具は常に決められた場所に並んでいただろう。そこには扉や細かな仕切りはなく、面倒な動作が極力省かれ誰でも簡単に片付けられる仕組みがあるからだ。

「頑張らなくてもいい楽な片付け」は毎日の習慣に取り入れやすく、子供は無意識に手を動かせるようになっていく。片付けられない人の習慣を変える解決策とは?

片付けられない人の習慣を変えるには、一緒に暮らす人の独断で収納場所を決めるのではなく、片付けられない人とコミュニケーションを取りながら収納を見直すことが大前提だ。

雑誌や片付け本にあるような統一感のある見た目の美しい収納を目指すのではなく、ここに片付けなければいけないという固定観念も捨て、片付けが面倒だと思う人でも使ったら簡単に元に戻せる仕組みを作ることで自然と片付けの習慣ができる。解決策① 片付ける動作の数を最小限にする

ふたを取る動作が面倒に思える人の気持ちに寄り添うことが大切。思い切ってふたを取っ払い、元に戻す動作の数を最小限にする。
箱に文房具を入れる

ふたがなければ、ポン!と入れて片付けは終わり!ぎゅうぎゅうに詰めるのではなく、常に余裕を持たせた空間であることが出し入れのしやすさにも繋がる

収納家具選びでも同じことが言える。

購入する際、必ず使う人全員が使い方や使いやすい高さを確認すると良い。扉の付いた収納家具は見た目すっきりするが、扉を開けないと中に何が入っているのか分からず出し入れの動作は多くなる。
収納家具

収納家具の扉の開閉が面倒で常に開けっ放しなら扉を取り外して使うのもあり。引き出しの開閉に力がいる収納家具はスムーズに開閉できるようメンテナンスも必要

スチールラックのようなオープンな収納家具はどんなモノが置いてあるのか一目で把握でき、扉もないため少ない出し入れの動作で済む。複数の人が使うのであれば一つでも動作を減らせるよう機能重視で選ぶと良い。
パソコンに関するモノを一か所にまとめた例

パソコンに関するモノを一か所にまとめた例:上段はパソコンとよく使う文房具。中段はプリンターとコピー用紙。下段は取説などの書類、インク、たまに使う文房具。印刷に失敗した紙を再利用する箱も用意している解決策② 片付ける場所は「癖」や「習慣」を受け入れて決める

一緒に暮らす人の行動を観察すると、自分とは違うその人の癖や習慣に気づく。
椅子の上を物置にする様子

帰宅し玄関からすぐに向かう部屋、かばんを置く場所はどこかを観察し、片付ける場所を見分ける

ここで大事なのは人の動きを変えようとするのではなく、その人の癖や習慣の動線上に収納場所を作ることが無理のない片付けに繋がる。

片付けはモノを減らすことに注目されがちだが、必要ならばいくつあっても良いアイテムもある。

たとえば、「はさみ」。はさみはおうちの数か所で使うことが多く、使う場所毎に置いておくとわざわざ取りにいく手間が省け片付けもラクである。

家族が共有で使うモノは使う場所に収納、または使う場所から最短距離で収納することも覚えておきたい。

忘れがちなのは人の目線の高さ。男性と女性、大人と子供ではずいぶん違うことを確認し、フック等を使って背伸びしなくても楽に置ける高さにする。掛けるだけの収納例 部屋まで持っていくのが面倒で玄関に置きっ放しのかばんは、玄関すぐの場所に掛けるだけの収納例。床にモノがないだけで散らかった印象は軽減し掃除もはかどる解決策③ ゴールデンゾーンの周りはスッキリさせるスッキリとした部屋

手に取りやすくスッキリとした空間作りを心がけよう

人が毎日使うモノは実はそれほど多くはない。よく使うモノは手に届きやすく最も目に入りやすい「ゴールデンゾーン」を定位置とする。

その際、新たな収納場所に慣れるまではスッキリとした空間にしておこう。収納場所が決まってもその周りに余計なモノがごちゃごちゃあっては、瞬時にどこへ戻せば良いか判断できず、手を止め頭で一旦考えなくてはいけない。その時間が、「元に戻す行為は面倒」と助長させてしまう。小さな成功体験を積み重ねて片付けの習慣化を目指そう

片付けの最終目標は片付けられない人が無意識に元に戻せるようになっていることである。そのためには一気にあれもこれも片付け場所を決めるのではなく、「今日はかばんの置き場、これが習慣化したら他も見直していこう」といったように決して急がせずじっくり時間をかけて片付けの成功体験を積み重ねていく。

積み重ねた小さな成功体験は片付けられなかった人の自信となり探し物をしない暮らしへと変化していくと同時に、片付けられない人に寄り添ってきた人も一人で頑張りすぎた片付けのストレスから解消されていくだろう。

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文=渡辺ひさの
整理収納サポートNeedsTokyoの代表を務めるワーキングマザー。家事時間を減らしライフスタイルに合った個人向けの整理収納サポート、オフィス環境改善のための整理収納サポート、時短家事や片づけに関する講座を展開。
Web:https://needstokyo.amebaownd.com/

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