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婚活マッチングサービス『Pairs』累計会員数が1000万人突破。オンラインデーティング市場が熱い理由

婚活マッチングサービス『Pairs』累計会員数が1000万人突破。オンラインデーティング市場が熱い理由

先日、国内最大級の恋愛・婚活マッチングサービス『Pairs』が、2012年10月のサービス開始以来、過去最高の売上を記録し前年比143%の成長率だったことを発表しました。

今や、婚活の手段として外せないほど浸透してきているオンラインデーティング。その需要は世界的規模で拡大しています。

Pairsを運営する株式会社エウレカの石橋準也CEOは、2019年度事業方針発表会において、国内外のオンラインデーティング市場動向予測を発表。また、Pairsの親会社であり世界最大級のシェアを誇る「Match Group」の、欧州・中東・アフリカ・アジア太平洋地域を統括するアレクサンドル・リュボーCEOが来日し、オンラインデーティング市場の世界的動向について説明しました。

写真)株式会社エウレカ 石橋準也CEO

成長著しいPairsの強みとは?

Pairsは2018年2月から約1年間で登録者数が300万人増加。日本・台湾・韓国での累計会員数が1000万人突破し、2019年も過去最高レベルの成長率が期待できるとしています。主な要因として「安心安全な利用環境の実現」「多くの出会いにつながる検索技術の向上」そして「Pairsブランドの認知拡大」の3要素を挙げています。

安心安全な利用環境の実現

業界初で唯一24時間365日オペレーターを社内常駐させ、カスタマーサポート体制を強化しインハウス化。ユーザーの不安などにリアルタイムに対応するチャットボットの導入や、年2回のカスタマーケアレポートの報告などにより、HDIの格付けベンチマークでは最高ランクの3つ星を国内のマッチングサービスで初めて取得しました。

多くの出会いにつながる検索技術の向上

また、検索条件にあった相手とのマッチングだけでなく、ユーザー自身がつくるPairsのコミュニティ内でタグ付けされたワード(コミュニティ)などのデータを活用し、趣味・価値観・ライフスタイルなどの相関性を導き出すことで、より質の高いマッチングを実現させています。

例えば、グルメコミュニティなら「焼肉」×「寿司」、散策好きコミュニティなら「カフェ巡り」×「散歩好き」、アウトドアコミュニティなら「犬」×「風呂好き」といった異なるキーワードが実はマッチングしやすいことが分っています。

昨年12月には、東京大学とマッチングアルゴリズムの共同研究開発プロジェクトを発足し、1000万人以上の行動履歴やマッチングに関連する情報を解析。本人が気付かないマッチング要素を特定し、偶然の出会い(セレンディピティ)を狙います。

Pairsブランドの認知拡大

さらに、Pairsならではのブランド体験を伝えるイベントの実地やキャンペーンを展開。サマーソニックの会場内に専用マッチングラウンジを提供したり、サッカーやバスケットなどのスポーツとコラボレーションしたりとオフラインでのマッチング体験も促進させました。こういったイベントはデートに誘うきっかけにもなり好評でとのこと。

また、エリア別の交通広告や寺社仏閣限定の広告など、地域に根差したプロモーション活動に注力した他、メディア説明会を全国規模で実施するなど東京以外の地域での認知拡大を試みており、2019年も引き続き展開していくとしています。

世界のシングル人口は6億人

Pairsをはじめ『Tinder』『Match』『Plenty Of Fish』『OkCupid』『OurTime』『Meetic』などを傘下におさめ、世界190カ国以上・42言語で展開する「Match Group」のアレクサンドル・リュボーCEOは、「まず大切なのは安心・安全な環境。そしてAIなどのテクノロジーを活用した趣味・価値観・ライフスタイルといった新たな視点(内面)によるマッチング。そして国や地域による既存ブランドのローカライズ化」と指摘します。

写真)「Match Group」アレクサンドル・リュボーCEO

ヨーロッパ全体では年間、デーティングをきっかけにおおよそ691万組のカップルが約7億回のデートをしており、経済効果は約3兆円になるそうです。イギリスでは、デーティングによる経済効果の2/3がオンラインデーティングであり、アメリカでは、オンラインで出会ったカップルの率が2008年には3%だったものが2018年には35%まで上昇。ブリトニー・スピアーズなどの有名人が利用していることでも話題となり人気に拍車をかけています。

このように世界的にみても市場が拡大しているオンラインデーディングですが、なかでも日本を含むAPAC(アジア太平洋地域)は、独身率がヨーロッパ・北米地域を超えるなど、近い将来、グループの売上の50%が北米以外の地域で占められるのではないかと予想されているそうです。

アレクサンドル・リュボーCEOは「APACは、人口・スマホ保有率・受容度・マネタイゼーションという4つの要素が市場を押し上げており、成長が期待できる。サービスを根づかせるためには、それぞれの国と地域の習慣や風土にあったブランドのラインナップを広くもつことが必要。そのためにも積極的なM&Aを展開したい」とし、そういった意味でPairsの参加は、非常に成功したM&Aとなったと話します。 CEOは「日本については、ネットで出会ったことをまだまだ言いづらい国の風土があるし、もちろん出会った相手すべてと上手くいくとは限らない」と前置きしたうえで「交際が始まれば人と人とのストーリーになる。我々としては、より出会いのチャンスを増やしていくこと。そして、出会った経験自体がユーザーにとって素晴らしい体験になってもらいたい」とコメントし、アジア地域における「Match Group」の更なる拡大とサービスの充実を目指す方針を発表しました。

写真)Pairsで出会い結婚したカップルにより制作された和菓子。「てとてと」というユニットをくんで和菓子屋のプロデュースを行なっている。結婚だけでなく多様で多彩なマッチングを生む。週刊東洋経済2018-11-26 発売号
Fujisan.co.jpより

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