キヤノン、約485gの小型軽量フルサイズミラーレス機「EOS RP」を発表

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キヤノンは 2 月 14 日、RF マウントシステムを採用した小型軽量フルサイズミラーレス一眼カメラ「EOS RP」を発表しました。
発売は 3 月中旬の予定です。
EOS RP はボディ重量 485g という軽量かつ小型のフルサイズミラーレス一眼カメラで、デュアルピクセル AF 対応の 2,620 万画素 CMOS イメージセンサー(ISO 100~40000)、DIGIC 8 画像処理エンジン、バリアングルタイプの 3 型タッチパネル、0.39 型有機 EL 電子ビューファインダー等を搭載しており、動画は最大 4K@24fps まで、連写速度は 5 コマ/秒となっています。
EOS RP は昨年 10 月に発売された「EOS R」に続く 2 台目の RF マウントを採用したフルサイズ機なので、写真や動画のクオリティは EOS R と遜色ないレベルを期待できますが、連写コマ数や 4K 動画の 30fps に対応していない等、EOS R と比較すれば機能がだいぶ削除されています。
この点については、EOS RP がキヤノンのいう「ハイアマチュアモデル」ではなく、EOS 6D や EOS 80D と同じ下位グレードの「ミドルクラスモデル」に属する製品だということを考慮するとある意味仕方ない。
それでも、ボタンやダイヤル等の操作系は「マルチファンクションバー(M-Fn)」を除いて EOS R とほぼ共通なので、操作性は EOS R とさほど変わらないと思います。
EOS RP は EOS Kiss と同程度の大きさ・重さなので携帯性は抜群に良いと思いますが、他のフルサイズ機と同じ感覚で大型レンズや望遠レンズを使用していると、荷重バランスが悪くて逆に扱いづらいことになるかも知れません。
それが一番の懸念事項なのですが、キヤノンは EOS RP 向けにボディとブリップを底部に向かって延長する「エクステンショングリップ(EG-EI)」を用意しており、多少は改善できると思います。
EOS RP では、キットレンズ「RF35mm F1.8 IS STM」や(EOS Kiss M の経験から)質量 500g を切るレンズであればバランスの悪さを感じることはないと思いますが、それだと使えるレンズの選択肢が狭まります。
その為、EOS RP はプロやハイアマチュアのカメラユーザーが今使っているフルサイズ機の乗り換え先として選ぶものではなく、あくまでもサブ機として、また、これまで小型のマイクロフォーサーズ機や APS-C 機を使っていて一眼カメラの扱いや撮影に慣れている方の純粋なフルサイズ入門機として選ぶのが良いでしょう。
EOS RP のボディ価格は税込み 173,340 円です。
また、RF35mm F1.8 IS STM レンズキットの価格は税込み 237,060 円となっています。
ボディカラーはブラックとゴールドの 2 色用意されていますが、ゴールドは 5,000 台の数量限定です。
Source : キヤノン

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