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幸楽苑『チョコレートらーめん』を食べた! 「脳が混乱する味わい」

今日は、見た目と香りと味わいが一致しないものが食べたいなー」って思う時、ありますよね。自分をちょっと驚かしてペテンにかけてあげたい! ―― 9年に一度、有るか無いかのそんな気分にピッタリのメニューが登場しました。

それが、ラーメンチェーン『幸楽苑』の『チョコレートらーめん』(税込561円)です。

公式の説明文はこちら。

定番醤油らーめんをベースに、カカオオイルを加えコクをプラス。ほんのりとチョコの甘さが溶けだしたスープに生姜が合わさった新感覚のらーめん。

『チョコレートらーめん』は2月1日(金)から2月14日(木)までの限定発売。この機を逃したらいつ食べられるかわからない、この不思議メニューを食してみました!

見た目と香りと味わいがやっぱり一致しない

いつもの幸楽苑、普段であれば餃子とチャーハンとしょうゆラーメンで穏やかなランチを楽しむところですが、今日は特別なメニューを頼む特別な日。『チョコレートらーめん』の発売初日ですが、満員の店内でそれらしきものを食べている人は一人もいません。

店員さんにおそるおそる「この、チョコレートらーめんを……」と注文すると、威勢のいい声で「チョコ一丁~」と厨房に向かってオーダーしました。ラーメン屋なのにチョコ一丁。軽い背徳感を抱きながら待つこと10分。

僕の目の前にラーメンっぽい何かが到着しました。

スープが味噌や醤油とは違う色合い、立ち上る甘い香り。チャーシュー、ナルト、メンマ、ネギ、ショウガそして板チョコがトッピングされています。添えられた小皿にはチロルチョコ(コーヒーヌガー)が乗っています。「コレ入れろ」ってことじゃなくてキャンペーンメニューのオマケらしいです。というか、もう、チョコレート入ってますし。

スープはチョコレートがどろどろに溶けているというよりは、チョコレート色したオイル状のものが混じっている模様。

説明によればこれ、カカオオイルの色合いらしいですね。想像ではチョコレートフォンデュみたいに麺にスープが絡んでくるのかな、と思ってましたが、そこまで絡んできません。いつもの美味しそうな麺です。

まずは、スープを味見。レンゲから立ち上ってくる香りはほのかに、そして確実にチョコレートの香りだよ。甘そうだよ。口を付けると……あれ、普通のしょうゆラーメンのスープだよ。カカオオイル由来であろう、香ばしいコクがスープに加味されているけれど、美味しいしょうゆラーメンのスープだよ。

いや、チョコレートの溶けている近辺のスープは確実に甘くなってる。ミルクチョコレートの味がしょうゆラーメンのスープに紛れ込んでる。その脇にはショウガの爽やかな香りと刺激も。

どんどん混乱する

スープを更に飲む。香りはチョコレート、味はしょうゆラーメン、けど最後にやっぱり甘みがほんのり残る。醤油ラーメンの前に、必ずチョコレートがひょっこりと毎回顔を出して主張してくるのです。「僕はここにいるよ」と。「いや、わかったから」と返事をしても、レンゲに口を付けるたびにチョコレートひょっこりはんが顔を出してきます。その後には、しょうゆラーメンのあっさりスープが何事も無かったかのようにたたずんでいます。スープを飲むだけなのに、この工程がひたすら繰り返されます。

このわずかな“歪み”が、筆者の脳に混乱をもたらしました。脳はチョコレートの準備をしているのに、美味しいしょうゆラーメンを食べている自分。麺のみならず、次第に、チャーシューやメンマといった普段ラーメンに入っている普通の具材までもが、このカカオオイル配合のスープのおかげで特別な存在に変わってきます。抽象画なのに一部分だけ写実的に描写された絵画のような、シュールでアンバランスな違和感をこの『チョコレートらーめん』は引き起こしていました。

お会計のとき、レジに居た妙齢のお姉さんに「(味は)いかがでしたか?」と聞かれました。「食べるほど、混乱しました」と答えると、お姉さんは笑っておられました。なお、今日は販売初日ということもあって、そこそこ注文が入っているようです。

かくして、「見た目と香りと味わいが一致しないものが食べたい」という筆者の欲求は、見事に満たされました。
食べたぞー! という達成感ではなく、何か狐につままれた感じがありました。一杯、食わされた感です。ラーメンだけに。

現実感を伴わない体験ですらあったのですが、手に握りしめられたオマケのチロルチョコが現実の証となりました。

ラーメンとはなんだ、人間とはなんだ、という事を見つめ直すきっかけにもなりうる『チョコレートらーめん』、気になる方は幸楽苑に急いでください。

幸楽苑公式サイト
https://www.kourakuen.co.jp/

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記者:

「予備校生のような出で立ち」で写真撮影、被写体(スチル・動画)、記者などできる限りなんでも、体張る系。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。 好きなもの: 食べ物の写真、昔ゲーム(の音)、手作りアニメ、昭和、穀物

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