セリーヌ・ディオンの伝記映画が2020年に公開されることに
『The Power of Love』と題されたセリーヌ・ディオンの伝記映画が、フランスの大手映画制作会社ゴーモンによって製作されることが明らかになった。制作費は、およそ2300万ドル(約25億円)で、公開は2020年に予定されている。
映画は、ディオンが生まれ育ったカナダ・ケベックの幼少期からスターダムへと駆け上っていく姿を追う。長年彼女のマネージャーを務め、夫でもあった故ルネ・アンジェリルとの関係も描かれる予定だ。
今回のプロジェクトは、ディオン、そして彼女のレコード会社からも公認されており、彼女のヒット曲「My Heart Will Go On」や「All By Myself」などの使用許可も与えられている。ディオン役を演じるのはフランス人女優/監督のヴァレリー・ルメルシェで、彼女は映画の脚本と監督も務める。映画の大半はフランス語になる予定で、撮影は今年3月から約8週間にわたりフランスで行われる。
ルメルシェは、2016年1月にアンジェリルが癌との長年の闘病の末に亡くなった際に、2人とセリーヌの母親の関係に興味を持ったそうで「私は彼らのラブ・ストーリーの力、素晴らしいユーモアのセンスについて知ることとなり、この3人の個々の野望の秘法がいかに、(スターダムを)望んでいなかった、小さな少女を世界的なスターにしたのかを、より理解することができました」と語っている。
『The Power of Love』は、2020年12月2日からフランスで公開される予定だ。
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