アメリカの川に月が出現!? ドローンで撮影された月や惑星に見える巨大氷

米メイン州ウエストブルックを流れるプレサンプスコット川で、円形の巨大な氷が発見され話題になっています。この氷の直径は100ヤード(約91.4メートル)。アパホテル新宿歌舞伎町タワーがすっぽり収まるくらいの直径と言えば、その大きさがピンとくるのではないでしょうか。


https://twitter.com/ABC/status/1085335526440345607
ドローンで撮影された映像を見ると、月やどこかの惑星のような表面が確認できます。川の流れの影響で、この氷はゆっくりと回転しています。


https://twitter.com/simoncarn/status/1085687285885165578
ミシガン工科大学のSimon Carn教授が投稿した衛星画像でも、宇宙から巨大氷が確認されています。映画『インデペンデンス・デイ』に出てくる宇宙船ほどではありませんが、それにしてもデカい。


https://twitter.com/newscentermaine/status/1087101786224291847
雪が降った影響で氷の表面が真っ白になってしまいましたが、まだ回転し続けているとのことです。

ナショナルジオグラフィックによれば、川の流れにより氷の塊が回転することで、氷の端が削られきれいな円形を形どっていくという仮説が一般的でしたが、最近になって水温の変化により氷が回転するという仮説が一般的になってきているそうです。水温の変化により氷が解けて水の中に沈むと円の下に渦が発生し、その影響で氷が回転し続けるそうで、水温が高いほど円の回転速度は速くなるとのこと。

そのうち『世界の何だコレ!?ミステリー』でも取り上げられそうな珍現象ですね。

※画像:『Twitter』より引用
https://twitter.com/ABC/status/1085335526440345607

※ソース:
https://www.nationalgeographic.com/environment/2019/01/maine-ice-disk-frozen-river-explained/

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