かなでももこ、IBUKIなど『Valentine’s LIVE 4 YOU』に出演する4人のヴォーカリストの対談を公開

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2019年2月11日(月・祝)、池袋RUIDO K3を舞台に『Valentine’s LIVE 4 YOU』と題したイベントが行なわれる。出演するのは、かなでももこ/IBUKI/Amiliyah/e:cho。今回、Amiliyahのkimi、かなでももこ、e:choのHaruka、IBUKIと4人のヴォーカリストたちが一堂に会し、対談を行なった。
kimi(Amiliyah)、かなでももこ、IBUKI、Haruka(e:cho) (okmusic UP's)
かなでさんに告白タイムを されているような(笑)

――まずは、4人の繋がりから教えてください。

IBUKI:もともとの接点は、私とかなでさんが出会ってでしたよね。一緒にツアーも行きましたしね。

かなでももこ:IBUKIさんとは、一緒に名古屋までライブをしに行きました。元を辿るとですね、私が司会を担当しているMUEステーションという番組にIBUKIさんがゲストで来てくださってお話をした時に、凄くシンパシーを感じまして。IBUKIさんはすごく素敵な方。しかも、ゲストで来ていただいですぐにIBUKIさんのワンマンライブがあったことから、そのライブへお邪魔をしに行きました!!

IBUKI:さっそく、観に来ていただけましたからね。

かなでももこ:あのときに私、“これからやってやるぜ、不屈の魂”をIBUKIさんのステージから感じ、響く言葉や歌っている姿が本当にカッコ良くて…。私はIBUKIさんと出会って短かったけど、本当に楽曲と人柄だけの印象でライブを観に行ったのに、ボロボロ泣いてしまうくらいの感動を覚えていました。それくらい、IBUKIさんのことが好きなんです。

IBUKI:かなでさんは、人柄が本当に素敵な方。でも、ステージに立つとパワフルでメタルシンガーという感じになりますよね。

かなでももこ:子メタルみたいな感じです(笑)。

IBUKI:そこは、大メタルで行きましょうよ(笑)。

かなでももこ:私はアニソンを歌いデビューを飾りましたけど。ロックな楽曲が好きだし、とくにロックバラードが好きなんですね。同時に、ドコドコとした音を叩き出すメタルな曲調も大好きです。それもあって激しいスタイルにも挑戦し続けてきたように、いつしかメタルの世界にも足を突っ込んでいた面もあるんですけど。そんな自分の表現の変化や流れもあった時期だったからこそ、IBUKIさんと出会えたことがすごく嬉しかったんです。今のかなでももこであったからこそIBUKIさんとも出会えたし、今のかなでももこがIBUKIさんの曲を聞いたから、こんなにも共鳴したんだと思えています。

IBUKI:なんか、かなでさんに告白タイムをされているような(笑)。
私がたまねぎを 切ろうとしているのに、 耳に惹かれて包丁を 振り降ろせない世界観

――IBUKIさんとAmiliyahさんは、同じレーベルへ所属している間柄。

IBUKI:そうです。しかも、私のライブ演奏のときには、e:choのベーシストであるY.O.U.さんにサポートで入っていただいているように、e:choさんとも繋がりは深いです。

かなでももこ:AmiliyahさんにもMUEステーションに来ていただきました。あのときは、ホントに素敵なドレス姿で、もうお姫さまが来てくれた感じでした。kimiさんとお話をしたら、エンターテイメント性に長けていて、独自の音楽性、世界が本当に素晴らしくて。Amiliyahさんのライブも、番組に来てくださった直後の単独公演を観にいかせていただいたんですけど。もちろん音楽だけでも楽しめるけど、その世界やストーリーを知ることで、どんどんAmiliyahの沼にはまってゆく感覚だし、そこが素敵ですよね。

kimi:ありがとうございます。

かなでももこ:私、IBUKIさんもAmiliyahさんも好きな世界観だから、今回、一緒に共演が決まってすごく嬉しかったです。e:choさんですが、実はヴォーカルのHarukaさんとは今日が初めてになります。でもe:choのベーシストのY.O.U.さんがライブで私のサポートしてくださったり、Y.O.U.さんご自身がMUEステーションにゲスト出演したこともあって、e:choさんの音楽は前々から聞かせていただいております。

Haruka:ありがとうございます。

かなでももこ:e:choさんは多ジャンルを表現していると言いますか、“えっ、さっきまで聞いていたのと同じ人?”と思えるくらい多様性を持っているバンドさんです。それこそ、一瞬たりとも聞き逃せないというか、私がたまねぎを切ろうとしているのに、耳に惹かれて包丁を振り降ろせない世界観。それくらいBGMにはならない、耳が惹かれる音楽世界を持っているバンドです。とても目の離せないバンドさんという印象のように、今回イベントでご一緒してライブを生で体感できるのが、今からすごく楽しみです。
今回のイベントタイルに 『Valentine’s LIVE 4 YOU』と 名付けたように… 私たちもチョコを食べられる ということですか?

――IBUKIさん、Amiliyahさん、e:choさんは、以前から繋がりを持っている関係ですよね。

kimi:何度も対バンをしてきてますね。

――そこへ、かなでももこさんという新しい刺激を加えるわけですが。みなさん、気心知れた感じで楽しめそうですね。

かなでももこ:対バンってまったく知らない方と一緒になり、そこで知り合ってゆくことが多いと思いますけど、今回の4マンが決まったときには、すぐにみなさんの楽曲のイメージが出てきたし、“この4組を一つのライブで観られるとは、これは面白い”と感じたように、私自身すごく楽しみにしています。しかも、今回のイベントタイルへ『Valentine’s LIVE 4 YOU』と名付けたように…これは、私たちもチョコを食べられるということですか?

IBUKI:むしろ、こっちがチョコをプレゼントする側じゃない? 決して食べるほうではないかなっていう(笑)。私たちも女性だから、基本は“あげる立場”だけど。でも、もらえたら嬉しいよね(笑)。

かなでももこ:今回のタイトルに“バレンタイン”と付いているので、バレンタインらしい何かをやったほうがいいのかなと考えているんですよね。今日は、それを決める日ですか?

――あっ、そういう対談に切り替わってしまったようですね(笑)。その前に、かなでももこさん以外の方々にも、イベントに対する意気込みをお聞きしたいのですが。

Haruka:e:choとしては、かなでももこさんとは初になりますが、IBUKIさんともAmiliyahさんとも対バンの経験があれば、個人的にも好きなバンドさんやシンガーさんなので、今回のお話をいただいたときはすごく楽しみでした。とてもバラエティーに富んだ、何時もの対バンしているときとは異なる雰囲気になりそうだから、今からすごくワクワクしています。

IBUKI:ぜんぜん違う4人が一同に会したイベントのように、それぞれのライブを見るのをすごく楽しみにしています。ただ、私はバレンタインという柄ではないように、私は一体何をやるべきなのか(笑)。

kimi:Amiliyahもバレンタインというイメージではないですけど。でも、バレンタインという時期だからこそ、お客さんに返せる何かが出来たらいいなとは思います。このメンツでやるイベントについても、好きなバンドさんと好きなシンガーさんらと一緒にできるのは嬉しいこと。4マンという形も、なかなか無い形だから楽しみです。

かなでももこ:4マンとは何ぞや?ですよね。

kimi:『Valentine’s LIVE 4 YOU』というタイトルだから、最初はe:choのY.O.U.さんが全部弾くイベントなのかなと思ったけど、うちベーシストいるし、違うなと気づきました(笑)。
みんなで(国生さゆりさんの) 「バレンタイン・キッス」をめっちゃ メタルバージョンにして歌うとか(笑)

かなでももこ:私、気になったんですけど。Amiliyahさんは、この日のための物語を…バレンタインの物語を聞けたり? 観れたり? するのかなぁ…。

kimi:バレンタインの物語……どうかなぁ。

IBUKI:姫がモンスターにチョコを作るとか?

かなでももこ:姫の作ったチョコを食べて、誰かが死んじゃって、それを観て悲しむ姫みたいな(笑)。Amiliyahさんの描き出す世界観だからこそ、バレンタインにまつわる物語を観れたらいいなぁと思いました。

kimi:頑張りましょうか…。そこは、当日までのお楽しみにしておきます。

かなでももこ:こうやってヴォーカリストが4人も揃えば、コラボレートもしたいなぁと思うんですけど。これも勝手に私が先走った願望として言って良いことなのか?

――言っちゃってください!!

かなでももこ:私は、ぜひみなさんとコラボをしたいです。

IBUKI:みんなで(国生さゆりさんの)「バレンタイン・キッス」をめっちゃメタルバージョンにして歌うとか(笑)。それ、バレンタイン感が出るかも知れない(笑)。

kimi:私、曲を知らない…。私、人間界には慣れてないので、バレンタインという行事も含め、ちょっと慣れていないかも…。「バレンタイン・キッス」もわからなかったから、調べます。

かなでももこ:他にも、みなさんの楽曲でコラボセッションもしたいなと思います。いきなりヴォーカリストが変わって歌うのも面白いのかなと思って。

IBUKI:それより、みんなでチョコを作ろうか(笑)。ちっちゃい子が作るなんとかキットを使って、オープニングのときに4人で作り始め、エンディングを迎える頃には完成させ、それをみんなでオークション販売するとか(笑)。
それがチョコなのか何かは わからないですけど、 何かしらは起きるかも知れないです

――それぞれ、イベント時に観て欲しいポイントなどを教えていただけたらと思います。

kimi:物語と映像と音楽となど、いろんな方面から楽しんでいけるのがAmiliyahの持つ世界。この個性的な3組と一緒に出来ることをとても楽しみにしています。お客様にもそれぞれの世界を楽しんで、観ていただけたらなと思っております。とくにAmiliyahは、その日に奏でる楽曲と物語がリンクしているように、どういう風に当日と物語が繋がっていくのか。大きな話の中の一篇ではあるんですけど、そこを楽しんでいただけたら嬉しく思います。

かなでももこ:最近ロックな楽曲を多く歌っていることから、こういったバンドスタイルのイベントに参加させていただけたのかなと思っているんですけど。じつは、けっこういろんなジャンルの楽曲を歌っているように、この日も、かなでももこのいろんな部分を知ってもらえるセットリストを考えたいなと思っています。今回は生バンドで歌わせていただけるからこそ、そのスタイルで歌いたい楽曲を選びたいし、5年間の歩みの中での大切なターニングポイントになってきた曲たちをライブの中へ閉じ込め、この日届けられるように頑張りたいなとも思います。

IBUKI:個人的には、2019年はメタルな年にしたいなと思っていて。この日は、間に合ったら新曲も披露したいし、メタルっぽい曲を中心にやっていきたいなとは思っています。攻めのステージになれたらいいなというのが、この日のライブの理想です。

Haruka:e:choはポップな感じですけど、ライブはけっこう熱めにせまっています。他の方々とは少しジャンルも違うかも知れないですけど、せっかくこのイベントに出る以上は盛り上げるライブを作りあげたいですし、e:choらしさをより出せたらいいなと思っています。
来年は(リングでも) 戦えるように頑張りたいです!!

――最後に、それぞれの近況をお願いします。

kimi:Amiliyahは2018年4月に“闇”をテーマにしたアルバム『HIDDEN DOOR』と、“光”をテーマにしたアルバム『Depaqrture』を同時リリースしました。そこから、Amiliyahは『Luna et Sol』と題したツアーを続けています。光と闇の世界の物語を描いたそのツアーを、来年も引き続き展開していきます。他にも、来年よりレインボータウンFMで新たにラジオ番組を毎週金曜日22時30分から行うので、こちらもよろしくお願い致します。

かなでももこ:2019年もかなでももこは、引き続きMUEステーションという番組で司会を担当していきます。そして、年明け最初のライブを1月12日に恵比寿club aimで行います。この日は、バンドスタイルで演奏。ぜひ、『Valentine’s LIVE 4 YOU』に先駆け、かなでももこがどんな楽曲を歌うのかを感じに来ていただけたら嬉しく思います。

IBUKI:2019年はメタルシンガーとしてメタルの年にしたいなと思っているのと、面白いプロジェクトの準備もしているので、そちらも楽しみにしていただけたらなと思います。加えて、私は“魔界”という、舞台とプロレスと音楽の総合エンターテイメントにも出演しているんですけど、そちらでもいろんな試みをする予定で、面白くなっていくと思うので、注目していてください。ちなみに、私はプロレスはやってないです(笑)。リングの後ろのステージで歌ったり、ちょっとだけセリフを言ったりしています。

Haruka:e:choは2018年に『Carpe diem』というアルバムを出しました。2019年は、そのアルバムに詰め込んだ歌たちをもっともっと広げようという想いから、動画や配信などのツールをいろいろ駆使しながら、さらに幅広い活動をしていけたらなと考えていますし、そういう場を使いながら、もっと活動の場を広げていこうと思っています。なので、今まで以上にe:choの楽曲に触れやすい環境作りをしていきます。
撮影:やわらかゆーすけ/取材:長澤智典
『Valentine’s LIVE 4 YOU』
2019年2月11日(月・祝) 東京・池袋RUIDO K3

<出演>

かなでももこ、IBUKI、Amiliyah、e:cho
【かなでももこ】
同人ノベルゲームサークル『Operation:Novelty』が製作する最新作ノベルゲーム『AlexiA』のOP楽曲に、かなでももこの最新楽曲「I’s」が決定!!

作詞:かなでももこ/作曲:大原ゆい子/編曲:吉田譲 

■『AlexiA』オフィシャルサイト https://www.alexia-nobeope.com/
【IBUKI】
自身のバンドのほか、数々の凄腕ミュージシャンのサポート・ヴォーカルとしても活動して来た実力派ヴォーカリストIBUKI。高い歌唱力と作詞・作曲・アレンジも手がけるマルチな才能、楽曲のクオリティの高さで、ソロシンガーとしての道を突き進んで行く。また、人気急上昇のファイティングミュージカル『魔界』にも邪魅役で出演中! 『魔界』のために書き下ろされた力強い楽曲の数々を、豪華ミュージシャンと共に邪魅として歌いこなしている。
【Amiliyah】
塔に幽閉されていた姫と、怪奇な5体のモンスターで編成された異色のバンドAmiliyah。卓越した演奏力と、オリジナリティがありつつも、なじみやすい楽曲は唯一無二。独自に作成された長編の寓話的物語を主軸に、映像、音、様々なギミックに五感を触発されながら読み進められていくようなそのステージは、まさに動く絵本。 おとぎ話特有の無垢な残酷さとファンタジー、不気味さを孕んだ退廃的で美しいそのAmiliyahの世界は触れた者を捉えて離さない。2018年4月にツインアルバムとして「闇」がテーマの「HIDDEN DOOR」と、「光」がテーマの「Departure」を全国発売。リリースツアーが2019年も以降も続く。

<メンバー>

Princess:kimi (Vocal)

Monsters:Gacci(Guitar)、Ambii(Guitar)、Wester (Bass)、

River(Machine)、ρθ(Drums)

<Amiliyah Show Schedule>

1月26日(土) 静岡・Amber

2月02日(土) 愛知・名古屋3STAR

2月03日(日) 滋賀・BARI-HARI

2月11日(月) 東京・池袋RUIDO K3

2月17日(日) 東京・渋谷ギルティ
【e:cho】
2003年結成。15年に及ぶ活動の中、いくつかの事務所やレーベルへの所属を経て、2014年より現在の所属レーベルであるBlack-listed Recordsに在籍。同レーベルより4枚のアルバムをリリース。最新作は2018年10月リリースの「Carpe diem(カルペ・ディエム)」。e:choというバンド名は“emotional, cadenced and heavy orchestra”の略で、感情的でリズミカルな轟音を響かせる。
 (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's)

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