パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー 第8回「Mike Watt」の巻
パンク・ハードコア系の音楽マニアながら、現在は企業戦士として、ときには海外へ出張するなど日々忙しく働くパンクス会社員★フーヨン。
自らの体験を綴るハードコア・旅日記「パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー」第8回。ますますコアな音楽志向が明らかになるフーヨン。今回は1980年代のアメリカで活動したMinutemen(ミニットメン)の元メンバーMike Wattを語ります!
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
今回はMinutemenのMike Wattです。Minutemenは1980年代に活躍したソウル、ファンクを取り入れたパンクバンドでしたが、残念ながらヴォーカルのD.Boonの事故死により解散してしまいました。このバンドのベースだったMike Wattですが、イタリア人の若手を引き連れて今もバンド活動をしていたのです。バンド名はil sogno del marinaio。2014年に近所でライヴがあるということで予習せずに行ったのですが、ファンアピールの為にMinutemenのTシャツを着て、Mike Wattのソロアルバムを持って行きました。会場はアイオワシティにあるGabe’sと言うライヴハウス兼バーで、これまでの最短の、40分のドライブで到着しました。
客は年配の方が多く、静かに見守る雰囲気の中ライヴがスタート。サウンドはなんと言っていいのかわからないのですが、パンクというより、ジャズファンク寄りでテクニカルな感じでした。Minutemenのような雰囲気の曲も数曲あり、やはりそちらの方が耳馴染みが良かった記憶があります。大盛況ではなかったですが、終始和やかな雰囲気でした。
ライヴ終了後、物販の所に行くとMike Wattがいたので話しかけてみました。日本人がいたことに驚いていたようで、色々話してくれました。私のMinutemenのTシャツを指して「君いいTシャツ着てるね〜、ん?俺のソロのCDじゃん、よくそんな古いの持ってるね〜、サイン?オッケーオッケー!写真もとろうか?」と言った感じで気さくすぎて改めてMike Watt並びにMinutemenのファンになりました。
物販のスタッフは日本人の方で、Mikeとの写真を撮って後日メールで送ってくれたり、物販のCDを細かくは説明してくれて、めちゃ親切な方でした。この日はMike WattとKira Roessler(元BLACK FLAGのベース、Mikeの元妻)のデュオ、dosのアルバムを買いました。
良い気分で帰り、ツイッターで感想を書いたら、即バンド公式ツイッターから返事が!しかも日本語で!たまりませんなぁ。
Mike Watt編 終わり
文&写真:パンクス会社員★フーヨン
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。