スマートフォンでシームレスに解錠できるB2B型スマートロックソリューション「Parakey」

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スウェーデンのヨーテボリで開発された「Parakey(パラキー)」は、スマートフォンを鍵代わりとして、オフィスやコワーキングスペース、スポーツジム、駐車場などの入口を解錠できるB2B型スマートロックソリューションである。

・スマートフォンをかざすだけでシームレスに解錠

「Parakey」は、ウェブ画面から利用者にデジタルキーを送信したり、スマートロックの解錠履歴を閲覧するためのクラウドサービス、利用者がスマートフォンにインストールする専用スマホアプリ、スマホアプリとBluetoothで通信してドアを解錠する小型ボックスで構成されている。

管理者はウェブ画面から最大数1000件のデジタルキーを瞬時に送信することが可能。

デジタルキーを受け取った利用者はドアやゲート付近に設置されている小型ボックスにスマートフォンを近づけるだけでシームレスに解錠できる仕組みとなっている。

電子ロックや磁気ロックのドア、駐車場などに設置されている電動式ゲートなど、既存の様々なシステムに簡単に導入できるのが利点で、ヨーテボリ市営駐車場やスウェーデン国内のコワーキングスペース、ストックホルムのスポーツジム「CrossFit Solid」などですでに導入されている。

・スマートロック市場は2024年までに10億ドル規模へ

米市場調査会社「Transparency Market Research」では、世界全体のスマートロック市場は2015年時点の2億2670万ドル(約257億円)から年平均18.3%で成長し、2024年までに10億ドル(約1134億円)を突破すると予測。

「Parakey」では、2018年12月、900万クローナ(約1億1300万円)の資金調達に成功しており、さらなる事業拡大に努める方針だ。(文 松岡由希子)

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