前バージョンからわずか2週間!Appleが“iOS 12.1.2”をリリース、eSIM関連のバグを修正

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Appleユーザーにとって常に気になるのがアップデート情報。Appleは2018年12月17日(米国時間)に“iOS 12.1.2”のリリースを開始した。これで“iOS 12”は9月のローンチ以降、4回目のアップデートとなる。

前バージョンの“iOS 12.1.1”のリリースからわずか2週間。Appleではローンチ後1週間後には“iOS 12.1.2”のベータ版改良に着手していたようだ。

・“iOS 12.1.2”は無料配布、 iPadなどは“iOS 12.1.1”でそのまま動作

“iOS 12.1.2”は、iPhoneを通じてiTunes経由またはiOSデバイスのソフトウェア・アップデート経由でダウンロード可能だ。もちろん無料で利用できる。現状、 iPadやiPod touchなどは12月5日リリースされた“iOS 12.1.1”のままで作動する。

Appleの発表によると、“iOS 12.1.2”ではiPhone XR・iPhone XS・iPhone XS MaxのeSIMアクティベーションに関するバグの修正、および同機種のトルコでのモバイル通信問題の対処を実行したという。

・Qualcommとの訴訟問題が関係か

今回のアップデートは、現在Appleが抱える、米半導体メーカーのQualcomm(クアルコム)の訴訟問題と関わりがあるのではと噂されている。

Qualcommが保持する画像のリサイズ・再フォーマットの特許技術、およびタッチスクリーンにおけるアプリケーションの処理に関する特許技術について、特許侵害を巡る訴訟で中国の裁判所がiPhoneの一部機種の販売を差し止める仮処分を出している。これに関連する諸問題に対応するためではないかと推測されている。

eSIMは導入以降、アメリカ国内において、通信サービス会社のT-Mobile、 Verizon、AT&T社、世界中の他のキャリアがサポートを開始している。今後さらなる拡大が見込まれる。

MacRumors

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