「奴らと取引したのね」 ルカ・グァダニーノが手掛ける魔女ホラー『サスペリア』ポスター&予告編解禁[ホラー通信]

2019年お正月映画の目玉と言っていいでしょう。ダリオ・アルジェント監督の魔女ホラー『サスペリア』(1977)を、『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が再構築した新しい『サスペリア』。日本版ポスターと予告編が解禁となりました。

舞台は1977年のベルリン。主人公スージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)は、ダンサーとしての夢を叶えるべくアメリカからベルリンへとやってきます。世界的に有名な舞踊団マルコス・ダンス・カンパニーのカリスマ振付師、マダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)の目に留まり、直々にレッスンを受けることに。しかし周りでは不可解な出来事が頻発、仲間のダンサーたちが次々と失踪を遂げていき……。この場所で、一体なにが起こっているのか――?

赤と黒の大胆なコントラストが目に飛び込んでくる日本版ポスターは、優雅さと不気味さの間をいく独特なムード。小さくて見えにくいですが“A FILM BY LUCA GUADAGNINO”のフォントはオリジナル版『サスペリア』の劇中タイトルやクレジットのフォントを意識していそうですね。このポスターデザインにはグァダニーノ監督もご満悦だった模様で、「素晴しいポスター。この日本のポスターが僕は世界のいろんなバージョンの中で一番好きかも(笑)」とコメントしています。

予告編はこちら。


動画が表示されない方はホラー通信の記事をご覧ください

「彼女は自らの意志で去った」「中に囚われているのかも」「あなたがすべてを操ってる」「奴らと取引したのね」意味深なセリフが次々に飛び出し、不安を煽ります。予告編の最後には、悲痛な叫び声とともに人ならぬ何かの姿が……。色彩が一際鮮やかだったオリジナル版『サスペリア』に反し、彩度をグッとおさえた映像が印象的。音楽を手がけるのはレディオヘッドのトム・ヨークです。

公開をどうぞ、お楽しみに。

作品概要

『サスぺリア』
2019年1月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

監督:ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』
音楽:トム・ヨーク(レディオヘッド)
出演:ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、クロエ・グレース・モレッツ

(C)2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC All Rights Reserved

  1. HOME
  2. 映画
  3. 「奴らと取引したのね」 ルカ・グァダニーノが手掛ける魔女ホラー『サスペリア』ポスター&予告編解禁[ホラー通信]

レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。