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日本代表高校生、相原翼選手に聞いた! 世界と戦えるeスポーツの魅力とは?

最近、テレビやネットでよく目にする「eスポーツ(esports)」という言葉。

 

「e」は“エレクトロニック(電子の)”の略で、「テレビやスマホの“ゲーム”」を指すのだとか。

 

ゲームをするだけなのに、それがスポーツ…? eスポーツって、いったい何なの!?

 

そこで今回は、現役高校生にしてeスポーツ界で活躍している相原翼選手に、eスポーツの世界について教えてもらうことに! 【今回教えてくれたのは…】

●相原 翼

2000年生まれ。N高等学校の3年生。

 

2017年にサッカーゲーム『ウイニングイレブン』を使ったeスポーツの大会『Winning Eleven AFC CHAMPIONS LEAGUE 2017』に出場し、eスポーツデビュー。

 

2018年5月には日本代表に選出され、8月に行なわれたスポーツ大会『第18回アジア競技大会』で“アジア1”に輝いた

eスポーツって、いったい何?

eスポーツは、身体を動かすスポーツと同じ“競技”!

そもそも、「eスポーツ」ってどういうものなの? 「eスポーツとは、いわゆるテレビゲームの腕前を競うものです。

 

日本では『スポーツ=運動』というイメージがありますが、英語圏では『Sports=楽しむ/競技』という意味があって、“ゲーム”も身体を動かす“スポーツ”と同じジャンルとして考えられているんです。

 

だから、僕たちプレイヤーは、スポーツと同じように“選手”と呼ばれていて、2024年のパリオリンピックでは、eスポーツが競技種目に追加される可能性があるんですよ」

ゲームがオリンピックの種目に!? すごい! 「eスポーツは今、相当な盛り上がりを見せていて、全世界で3億人もの人がeスポーツの参加や観戦を楽しんでいるといわれています。

 

すでに世界中でいろんな大会が開催されていて、アジア版オリンピックといわれているスポーツの祭典『アジア競技大会』では、陸上や水泳などと同じようにeスポーツという種目が試験的に採用され、ぼくも出場しました」

eスポーツって何?魅力とは?日本代表高校生、相原翼選手に聞いた!

毎年発売されているサッカーゲームシリーズ『ウイニングイレブン』(KONAMI)。実在するクラブチームや代表チームを操作して、リアルなサッカーの試合を楽しめる。相原選手はウイイレのeスポーツの選手

 

相原選手は、サッカーゲーム『ウイニングイレブン 2018』の日本代表選手として『第18回アジア競技大会』に出場。

 

そこでみごと、金メダルを獲得し、アジア1に輝いたというからすごい! 「eスポーツは、陸上や水泳のような身体を使うスポーツに比べると“年齢や性別、身体能力の差が出にくい”とされていて、“オリンピックとパラリンピックの垣根を超えることができる競技になる”といわれています。

 

実際に大会に出場してみて、選手が自分の国を背負って戦ったり、観客の皆さんが全力で応援してくれたりする部分は、身体を動かすスポーツと同じだなと実感しました」

eスポーツって何?魅力とは?日本代表高校生、相原翼選手に聞いた!

大人も子供も関係なく対戦できることがeスポーツの魅力の1つ!

 

大人も子どもも関係なく、国を背負ってゲームの勝敗を争う。

 

eスポーツって、想像以上に熱い競技なのかも!

 

eスポーツの選手になる方法とは?

オンライン対戦なら、自分の家から大会に出場できる!

 

ゲームが好きだったり、腕に自信があったりして、「自分も選手になれるかも!?」「大会に出て戦ってみたい!」と思う人も多いはず。

 

eスポーツの選手には、いったいどうしたらなれるんだろう?

 

相原選手に、eスポーツの選手になった経緯を聞いてみた。

  「ぼくの場合は、高校にオンライン対戦で勝敗を競う“部活”があったのがきっかけです。

 

ぼくは、ネットで授業を受ける通信制の“N高校”に通っているんですが、そこに『ウイイレ』を使って活動するオンライン版のようなサッカー部があったんです。

 

オンラインゲームを使った部活は、ほかにも将棋やクイズなど、いろいろあったんですが、『ウイイレ』は小さいころにやっていて馴染みがあったし、サッカー自体も小学生のころ、少しだけやっていたので『楽しそうだな』と思って入部しました」

高校にeスポーツのさきがけとなる部活があったんだ。

 

ゲームをする部活なんて、たしかに楽しそう! 「部活といっても、普段は各自が家でゲームをして腕を磨いている感じで、全員で活動するのは月に1回だけでした。

 

ぼくは高校3年なのでもう引退したんですけど、部員20人くらいでオンライン対戦をしたり、スカイプをつないでサッカーの話題について話したりしていましたね」

やっぱり、昔からゲームは得意だったの? 「『ウイイレ』を初めてプレイしたのは小学校3年生で、高学年のころには友達の間では負けないくらいにはなっていました(笑)。

 

でも、中学に上がってソフトテニス部に入ったことで、週6の練習で忙しすぎて、ゲームはほとんどやらなくなっていたんです。

 

テニス部はリアルに身体を動かすほうの運動部だったので…(笑)。

 

『ウイイレ』自体、高校に入って久しぶりにプレイしました」

 

eスポーツって何?魅力とは?日本代表高校生、相原翼選手に聞いた!

どんな練習をすればアジア1になれるの?

 

そこから3年でアジア1の実力を身につけたってこと!? いったい、どんな練習を積んだの? 「基本的には自宅で個人練習をしているんですが、N高校のサッカー部は、元サッカー日本代表の秋田豊(※)さんが“特別顧問”として練習を見てくださるんですよ。

 

月に1回の部活のとき、ぼくら部員はYouTubeのライブ配信を使ってオンライン対戦をするんですが、秋田さんはその試合を観て、部員にアドバイスをしてくれるんです。

 

上達できたのは、秋田さんの存在が大きかったと思います」

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