曽我部恵一がソロ名義で全曲ラップのヒップホップ・アルバム『ヘブン』をリリース

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曽我部恵一がソロ名義で全曲ラップのヒップホップ・アルバム『ヘブン』をリリース

先ごろ過去楽曲の配信開始、サニーデイ・サービスではさらにベスト盤とクリスマス・ソングとにわかにリリースが活発化している曽我部恵一。

なんとこんどはソロ・アルバムを12月7日(金)にリリースすることをこのたび発表した。

しかも今回は全編曽我部自身がトラックを作成、ラップしたヒップホップ・アルバムになるのだという。

タイトルは『ヘブン』。

CD、配信ともに12月7日(金)リリース。OTOTOYでもハイレゾ配信予定。
(河)

・曽我部恵一『ヘブン』12月7日(金)0:00より配信開始(配信開始までページは表示されません)
https://ototoy.jp/_/default/p/187635

以下、リリース資料に寄せられた本人からの本作に関するステートメント。

「Ollieの表紙(2018年6月号 特集「POWER of HIP HOP – HIP HOPの力」)、アップでこちらを見る仙人掌の眼差しが「お前もやってみろ」と言っているようで自分でラップをやろうと思った。ヒップホップに近づきたくて、好きなラッパーに参加してもらって幾つかの曲を作ってきた。いい曲ができたけどそれらはヒップホップの曲じゃなくラップとロックが融合した曲だった。なかば満足しながらもオレがやりたいのはヒップホップの曲なんだが…、という気持ちがどこかにあった。PUNPEEくんのコーストでのライブ(2018.5.26 新木場STUDIO COAST – PUNPEE Presents“Season Greetings’18”)にゲストで出たとき、リハを終えて外にいたら同じくゲスト出演のISSUGIとSUMMITの増田さんが喋ってて、リハでモニタリングが難しかったというISSUGIに対し、増田さんが、もし自分の声が聞こえにくかったらたとえ本番でもモニターの音を上げてくださいと(PAに)言ってもいいんじゃないかと言ってた。「それもヒップホップやん」と。盗み聞こえたその言葉は自分にとって天啓だったし、矢のように胸に刺さった。ヒップホップはトライブの音楽だと信じてきた。ある種のコミュニティを内側から救済し強固にするための手段がヒップホップでたまたまそれが音楽だったのだと。憧れはあったが踏み込むことはできなかった場所。シンガーである自分がラップのアルバムを作ることが「それもヒップホップ」かどうかまったくわからないし自信はないが、気分は実はけっこう清々しい。能書きはこのくらいで、ぜひ音楽に耳を傾けていただけたら嬉しいです。最後にアルバムを作る時によく聴いていたヒップホップアルバムを3枚挙げておきます。仙人掌『BOY MEETS WORLD』、Nas『Nasir』、Black Thought『Streams of Thought vol. 1』。 曽我部恵一

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