パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー 第4回「BLACK FLAG」の巻(4)

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パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー 第4回「BLACK FLAG」の巻(4)

パンク・ハードコア系の音楽マニアながら、現在は企業戦士として、ときには海外へ出張するなど日々忙しく働くパンクス会社員★フーヨン。

自らの体験を綴るハードコア・旅日記(?)「パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー」第4回。
2014年、BLACK FLAGのライヴが行われると聞きつけ、性懲りもなく車で片道2時間半の道のりを飛ばして彼らのもとへと駆け付けたフーヨン。果たして今回は満足できるのか!?

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2014年にアナウンスされた今回のツアータイトルは「Victimology」、直訳すると「被害者学」。Flagとの争いを想起させるタイトルです。

さて、今回は州をまたいで、お隣のウィスコンシン州へ向かいます。ライヴ会場はMajestic Theatreという劇場のような場所で、キャパは最大600人。今回も客の入りはイマイチで2013年より少し多いくらいでした。今回はツアーTシャツがあったので買ってみました。だれがデザインしたかわからないのですが、ダサい!でもまたそれもよし。

前座は名前を忘れましたが、ピコピコしたハードコアで特に感想はありません。続いてGreg Ginnのソロ。ギターとテルミン、Mac bookを操り映像も交えていましたが、なんの盛り上がりもなく終了。退屈でした……。

さて本命、新生BLACK FLAGが登場。ヴォーカルはやはり前マネージャーのMike Vallely, ギターはもちろんGreg Ginn。ドラムとベースはオーディションで見つけたようで、ハンサムフェイスの若手でした。腕もかなりよく、冷静に聞いてもかなりバンドとしてまとまった感じ。今年はカラオケじゃない!

ちなみにドラムの人は、当時ヴォーカルMikeの娘と付き合っており、SNSにイチャつき写真を頻繁にアップしていました。お父さんの心境やいかに。

当たり前のごとく前年に発売したニューアルバムの曲は全く演奏せず、初期の代表曲(「TV party」、「My war」, 「Jealous again」等々)と、この編成での新曲を演奏していました。最後の曲ではGregが自身のギターをベースの若手に渡して、そのままギターを演奏させるという謎の親心をみせ盛り上がりの中、終了。

今回は、ベース、ドラムがしっかりしたことによって、1年前とは全く違う新しいBLACK FLAGを見せつけてくれました。特に新曲がどれもかなりよく、「今年も冬にニューアルバムがでるかも?」と期待しましたが、そのまま音沙汰なし。あげくいつのまにかSNSはアカウントごとなくなってしまいました。今回は揉めた形跡がなかったので、単純に活動に飽きたのかなと推測しています。

私としては、復活から消滅(?)までの一連の流れを見ることができたのはよかったのかな、という思いです。

※BLACK FLAG編 終了

文&写真:パンクス会社員★フーヨン

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