謎が多く残ったゴルフ漫画「ROBOT×LASERBEAM」

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ロボレーザービーム
好きだった漫画が急に終わってしまってしまったという経験はありませんか?楽しみにしていた分だけショックは大きい。ライターは今年そんな作品に出会ってしまいました。
今回は紹介する作品は「ROBOT×LASERBEAM(ロボレーザービーム)」。

週刊少年ジャンプに連載していた「黒子のバスケ」作者の藤巻忠俊のゴルフ・マンガである。黒子のバスケはアニメ化し、3期6クールに渡って放送、劇場化もされ大ヒット作となったが、「ROBOT×LASERBEAM」にも期待していたがそうはいかなかったようだ。

【ストーリー】

主人公は融通がきかず無表情、ロボこと高校生・鳩原呂羽人。彼をゴルフ部に誘う同級生のトモヤが打ちっぱなしに連れていったことで、後にライバルとなる三浦鷹山と運命の出会いをはたす。日々の生活でゴルフの基礎の基礎だけは完璧だった呂羽人だが、ゴルフの実戦経験、技術、運動能力がない。そんな彼が鷹山との対決を目指し、どんな風に成長していくのか。

【謎①】空白の高校時代

鷹山と対決したいため、高校でゴルフ部に入部した呂羽人は日本一の高校との練習試合に出場することになる。そして、この試合でゴルフ楽しさに知ることになる。鷹山は一足早くプロになったことで、呂羽人は高校で鷹山との対決は実現しなかった。高校3年間の部活を通して実力を上げプロになることを決意。しかし、ここから空白の3年が始まり、そして気づいたらプロになっている。高校時代にどんな実績を積んだのかが謎に包まれている。

【謎②】帝王・朱雀恭介の実力

日本一の高校の主将を務めていた朱雀だが、練習試合で呂羽人と対決するものの最後まで真の実力を見せることはなかった。そしてプロになって、日本一を決める大会でも描かれることはなかった。作中では「特殊な能力」を持っていると言われていたが最後まで謎のままだった。

【謎③】孔球七傑の実力と空白となった大会

プロ日本一を決める大会で大々的に取り上げられたのが日本ランク上位7人の「孔球七傑」一部の選手の一部の能力は描かれているが、ほとんどが謎のまま。また、この大会はトーナメント方式だったが1回戦終了後が空白になっており、どういう結果で大会を終えたのかが謎のベールに包まれている。

【まとめ】

この謎を細分化していくと、とんでもなく多くの謎が残る。こういう予定だったか、打ちきりになってしまったのかはわかりませんが、毎週楽しみにしていた身としては、とても辛かったです。個人的にアニメ化も期待していた作品でもありました。少々ネタバレしていますが、核となる話はふせてありますので気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。

ニッチーは藤巻忠俊先生の次回作を楽しみに待っております。

(Written by ユーサク)

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