『パシフィック・リム』や『虫籠のカガステル』をアニメ化 Netflixが新作アニメ5作品の制作を発表
Netflixは11月8日、シンガポールで新作コンテンツのラインアップ発表イベント「See What’s Next:Asia」を開催。大ヒットアクション大作『パシフィック・リム』や、橋本花鳥氏による人気コミック『虫籠のカガステル』のオリジナルアニメ化を発表しました。
<発表タイトル>
『パシフィック・リム』シリーズ
『オルタード・カーボン』(映画)
『虫籠のカガステル』シリーズ
『YASUKE(原題)』シリーズ
『TRESE』シリーズ
注目は何と言ってもレジェンダリー・エンターテインメント制作のアニメ版『パシフィック・リム』。失踪した両親を探すべく、敵陣で錆びれたイェーガーの操縦を余儀なくされた10代の少年と妹の物語になるとのこと。実写映画版1・2作目の世界観ベースに、KAIJUとイェーガーの壮大な戦いがアニメーションで描かれます。共同制作には映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の原案を手がけたクレイグ・カイル氏、アニメシリーズ『X-MEN:エボリューション』のシリーズ構成などを務めたグレッグ・ジョンソン氏が名を連ねています。
『オルタード・カーボン』はシーズン2も制作中のNetflixオリジナル実写SFシリーズ。アニメ版は実写版と同一の世界観で展開し、物語の中で語られる神話の新しい側面を発見していきます。脚本には『カウボーイビバップ』『サムライチャンプルー』などの佐藤大氏がクレジットされています。
人が巨大な虫になる奇病が発症した世界を描く人気コミック『虫籠のカガステル』と並び、日本発のコンテンツと言えるのが『YASUKE(原題)』。主人公の弥助は織田信長の家臣であったアフリカ出身の侍をモデルにしており、Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』でL役を演じたキース・スタンフィールドが声を務めます。
『TRESE』は、フィリピン発の同名グラフィック小説をベースに制作。フィリピンに伝わる伝説の生物が人間の社会に身を潜め暮らすマニラで、主人公が邪悪な生き物のうごめく裏社会と対峙します。
ハリウッド超大作から日本発の人気コンテンツまで幅広いラインアップが出そろった今回の発表。それぞれの配信開始日については、今後のアナウンスが待たれます。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。