プロトタイプの任天堂Wiiリモコンがオークションに登場、マニアの間で話題に
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Wiiのリモコンは、もともとゲームキューブ用に開発された、と言われている。2006年に同社は、「加速度計ベースのコントローラ」という特許を出願したが、これは、ゲームキューブのために申請したものらしい。
認可された技術はその後、ゲームキューブではく、Wiiのリモコンとなる“Wiimote”と“ヌンチャク”に採用された。ゲームキューブとの接続は、プロトタイプで終わった、と事情通には見なされていたようだ。
・ゲームキューブと接続できる“幻のリモコン”
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今回はもう1つ、プロトタイプのヌンチャクも、同時出品された。Wiiとの最大の違いは、イーサネットケーブルが、そのコネクタであるところ。この形状は現在、スーパーファミコン“クラシック”のミニチュアコンソールに、使用されている。
このプロトタイプは、リモート用に赤外光を放射する “センサーバー”に依存している。バーの端に一対のふくらみがあり、小売りのWiiセンサーバーよりも大きく、メモリカードスロットを介して、ゲームキューブに差し込むようになっている。
・上級マニアも認める激レア品!?
製品は間もなく、ゲームキューブの熱狂的なファンによって落札された。28日には、ゲームキューブに接続して使う画像を、Twitterにアップ。これを見たゲームメーカー、ウェイフォルワード・テクノロジズの開発ディレクターが、Wii超初期(まだNintendo Revolutionという製品名だった頃)のリモコンだ、と断定。上級マニアも認める激レア製品として、知れわたることになった。
どういう経緯でオークションに出されたのかはわからないが、ひとりのファンを幸せにしたことは確か。今後もこうした“隠れた逸品”が掘り出される可能性は、大いにありそうだ。
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