紅葉、海、夕日…絶景の車窓風景が楽しめるローカル線5選
沿線に広がる里山に色づく紅葉、海辺の風景、懐かしい雰囲気の車両や駅舎など、ローカル線には訪れたくなる魅力がいっぱい。これからの季節におすすめの、東日本の絶景路線を紹介します。
五能線(秋田県)
海岸列車から眺める絶景の日本海
一度は乗ってみたいローカル線として名前の挙がることの多い五能線(東能代~川部)。荒々しい日本海の景色、映画や広告にも度々登場したレトロな駅舎の風景。どこをとっても絵になる絶景路線です。五能線を走る観光列車「リゾートしらかみ」は、絶景ポイントで景色を楽しめるように、速度を落として運行します。車内では地酒や地元グルメも味わえ、沿線の魅力を堪能できます。
I.Y様
@mcp1098
【ご本人コメント抜粋】
冬の日本海
電車からこの絶景が見れるなんて…
青春18きっぷで一人旅、またしたいなー
【びゅうたび編集部より】
一度は見たいのが、五能線から眺める日本海の夕日です。
Takashi Fujita様
@takashi.fujita.73
【ご本人コメント抜粋】
JR五能線・驫木駅(とどろきえき)
日本で一番海に近い駅の一つ、五能線の驫木駅は、日本海に沈む夕陽が綺麗なことでも有名です。「車」ではなく「馬」が3つで「とどろき」…。この地方らしい漢字が充てられていますよね。
小さい駅舎に1日数本のローカル線…。夕陽が沈む頃には「リゾートしらかみ号」が通過していきます。
私的には愛媛県のJR予讃線・下灘駅より静かに旅情に浸れる「日本で一番海に近い駅」だと思います。
【びゅうたび編集部より】
JRの「青春18きっぷ」のポスターにも使われた、旅情あふれる驫木駅です。
只見線(福島県)
会津を代表するローカル線と紅葉のコラボ
会津若松~小出間を走る只見線の魅力は、自然豊かな鉄道風景に出合えること。只見川がほぼ平行に走る会津柳津~会津川口間は、紅葉の季節には川沿いに色づいた木々の鮮やかな絶景が広がります。特に会津川口駅はホームのすぐそばを只見川が流れ、水面に周囲の山々を映し出す撮影スポット。思わず途中下車したくなる駅が点在しますが、運行本数の少ない路線だけに時刻表チェックはお忘れなく。
撮影:荻窪圭撮影:荻窪圭
【びゅうたび編集部より】
色とりどりの紅葉が、間近に感じられそうですね。
ニッポン丸ごと!旅するスイロ様
@traveler_sui
【ご本人コメント抜粋】
【福島県・大沼郡 金山町 大志集落】
鉄道好きなら誰もが憧れる、絶景路線只見線
やっと乗る事ができました
朝は少し霧っぽかったのですが、それがかえって幻想的で素晴らしかったです。
そして只見川のリフレクションが美しくて感動しました
会津川口駅での乗り継ぎ時間が結構あったので、隣の会津中川駅までゆっくりと散策中にパシャリ
【びゅうたび編集部より】
思わずため息。さながら名画のような絶景ですね。
篠ノ井線(長野県)
「日本三大車窓」は鉄道ファン必見
塩尻~篠ノ井間、中央線と信越線を結ぶ篠ノ井線は峠越えの急勾配が続きます。中でも、駅構内にスイッチバックのある姨捨(おばすて)駅は、北海道・根室本線の旧狩勝峠、九州・肥薩線の矢岳と並ぶ日本三大車窓のひとつ。時間が許せば、姨捨駅ホームの展望台から、ぜひ堪能したいもの。姨捨駅は、趣あるレトロな駅舎も見どころのひとつです。
兎角様
@to_kaku
【びゅうたび編集部より】
急勾配を繰り返す路線ならではの大パノラマが広がります。
Naoki様
@gat_x303_aegis
【ご本人コメント抜粋】
秋景色に見守られながら…
収穫期の篠ノ井線。
盛りだくさんな秋景色に見守られ、特急しなのが名古屋目指して駆け抜けます。
【びゅうたび編集部より】
里山の、のどかな景色の中を走る路線です。
鶴見線(神奈川県)
秘境駅なのに都心から近い!
海沿いの風景が印象的な鶴見線(鶴見~扇町ほか)は、都心からのアクセスの良い路線ながら、旅情にひたれる人気スポット。海辺の夕暮れや沿線の工場夜景の美しさはもちろん、ホーム下に波が打ち寄せるほど海が近い終点の海芝浦駅、昭和初期の雰囲気を色濃く残す高架下が印象的な国道駅など、フォトジェニックな風景が盛りだくさん。カメラ片手に鉄道散歩を気軽に楽しめる路線です。
撮影:吉川正洋
【びゅうたび編集部より】
海芝浦駅のホームに降りれば、目の前は海!
KEN.T様
@ken.t3104
【ご本人コメント抜粋】
海の駅の夕暮れ
【びゅうたび編集部より】
こんなドラマティックな光景が、都心近くで見られるとは。
clovers410様
@clovers410
【ご本人コメント抜粋】
行ってみたかった場所。
横浜か?と思うくらいの所でした。駅そのものが海の上。
【びゅうたび編集部より】
いつまでも眺めていたいような海辺の風景。
大糸線(長野県)
ローカル線で絶景&グルメを堪能
松本~糸魚川間を走る大糸線。沿線には、田園風景と名物のそばを味わいたい安曇野、紅葉の名所である黒部ダムや栂池など見どころが数多く、途中下車の楽しい路線。車窓からの北アルプスの山々の眺めや紅葉の美しさも特筆ものです。絶景をより深く堪能するなら、展望室を備えた観光列車「リゾートビューふるさと」もおすすめ。
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hirokazuさん(@hironuku)がシェアした投稿 – 2017年12月月2日午後8時56分PST
hirokazu様
@hironuku
【ご本人コメント抜粋】
キハ部活動 大糸線、細切れで数回お届けを
【びゅうたび編集部より】
迫力の映像。まさにローカル線の旅の魅力をまるごと味わえる路線です。
mitsuhiro様
@bon_voyage_mtmz
【ご本人コメント抜粋】
燃えつき…そして冬色に。
大糸線 平岩〜北小谷
【びゅうたび編集部より】
山一面が色づく紅葉時期に訪れてみたいですね。
Keisuke様
@keisuke50000
【ご本人コメント抜粋】
雪のアルプスをバックに走る大糸線 ずっと撮ってみたかった写真が撮れて満足!
【びゅうたび編集部より】
雄大な山々をバックに走る大糸線が印象的。
東日本エリアには、一度は乗ってみたいローカル線が、ほかにもたくさん。これからの季節は、秋の紅葉から冬景色へと移り行く四季の風景を車窓から眺める旅も素敵ですね。
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