マイクロソフト、ゲームストリーミングを正式発表

音楽や映画をさまざまな端末にストリーミングして楽しめるように、ゲームも場所や端末を問わずにプレイできるようにする。それが、今回、マイクロソフトが発表したゲームストリーミング「Project xCloud」のコンセプトだろう。

以前、イベントで予告していたこのサービスを正式に発表した。といってもまだプライベートベータ版でテストを行なっている段階で、一般向けトライアルは来年から提供される見込みだ。

・クロスプラットフォームで

ゲームストリーミングにはすでにソニーやGoogleも取り組んでいる。その名のとおりゲームを配信するサービスで、ユーザーはクラウドにあるゲームをネットに接続している手元の端末で楽しめる。

メリットはというと、画像表示とコントロール操作ができさえすれば、どの端末でも、そしてどこからでも楽しめることだ。家ではPCで、出先ではスマホで楽しむということが可能になる。しかもゲームはクラウド上で動かすので端末の容量を圧迫することがない。

・配信遅延などが課題

Project xCloudでは、Xboxで展開されている3000ものゲームが定額で利用できるようになる見込みのようだ。ただ、現段階では購読料金の設定などについての情報はない。

マイクロソフトはブログで、映像配信の遅延時間や、大規模なマルチユーザーネットワークの構築などが課題となっていることを明らかにしていて、これらの問題に目処がついてからのトライアル提供となるようだ。

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