ブリストル・サウンドの要、スミス＆マイティの未発表音源集がリリース！

マッシヴ・アタックやポーティスヘッド、さらには現在のベース・ミュージック系のサウンドまで、独自の美学を貫く、いわゆるブリストル・サウンド。

そのオリジネイターのひとつとも言えるユニット、スミス＆マイティ。彼らのデビューから30周年を記念して、88年から94年の間に作られた未発表曲を編纂した新作『Ashely Road Sessions』が11月9日にリリースされる。

リリースは、スミス＆マイティの切り開いたブリストル・サウンドを継承するピンチ、そしてぺヴァーリスト、それぞれの主宰レーベルたる〈Tectonic〉と〈Punch Drunk〉からのダブルネームでリリースされる。本作は収録曲のすべてが今回初出しとなる貴重な音源のみで構成されている。
（河村）

コメント

スミス＆マイティは真のパイオニアであり、俺はありとあらゆるレベルで深くインスピレーションを受けている。「Closer」「U Dub」「Same」といったトラックはこれまでで一番のお気に入りだ。これらの貴重な未発表曲のリリースは、俺にとってもトム（ぺヴァーリスト）にとって最高にエキサイティングなプロジェクトなんだ。俺たちは二人ともスミス＆マイティから多大なる影響を受けた。特に、このコンピレーションの元になったマテリアルの殆どが由来するアルバム『Bass Is Maternal』にね。
– Pinch

スミス＆マイティが、ジャンルに関して排他的な原理主義にならず、ジャンルのるつぼみたいなアプローチをするところは、確実に俺の音楽作りに影響している。
– Peverelist

SMITH & MIGHTY
『Ashley Road Sessions 88-94』
TRACKLISTING
01. Always Be There (Step Up)
02. Stalagnate
03. Tumblin’ (Death March)
04. Latent Energy
05. Morning Light
06. Filmscore
07. Higher Than Tempo
08. Dub Song
09. Fruits
10. Through A Dark Cloud
11. Leaving Pt 1 & 2 (CD Only bonus track)