「次の仕事探す」「夜逃げよりマシ」 中小企業向けセミナー広告「社長が亡くなったらどうなる?」に大喜利やマジレス集まる

中小企業庁が平成29(2017)年7月に出した『中小企業の事業承継に関する集中実施期間について』によると、「今後5年間で30万以上の経営者が70歳になるにもかかわらず、6割が後継者未定」といい、「70代の経営者でも承継準備を行っている経営者は半数」という現状を示して、事業承継ネットワークの全国展開や事業引継ぎ支援センターの強化などを進めるとしています。

TOMAコンサルタンツグループが開く後継者問題解決セミナーの広告で、「今日、社長が亡くなったら明日から社員はどうなりますか?」という文言に着目した『Twitter』ユーザーが画像つきでツイート。ここから大喜利が展開されていたほか、実際にそういった事態に直面している人の反応が集まっていました。

うれしい!!!

「ビールで乾杯!」というものから、「のんびり次の仕事探す」といった自分向け、さらには「弔電送って終わり」「社長がいなくても回る会社は多い」「さしあたり副社長が代行するだろ」といったマジレスまでが寄せられていましたが、会社の存亡の危機に陥るという意見も。

零細企業だと社長の人脈だけで取引先を取っているような所あるので社長が死んだら潰れたりするよな。

「まさにいまこれで大変」という声や「何も変わらなかった」という人もいただけでなく、こんな切実なツイートもありました。

死ぬんならいいんだよ死ぬんなら!夜逃げされてみろ。地獄だったぞ!(号泣)

そのほか、「今の社長の名前知らない」という人が複数見られたほか、「冗談でも人が死ぬことを喜んではだめ」という声もありました。「後継者が育っていないとヤバイ」という意見も多数上がっており、自社の経営陣の年齢や健康状態を気にする必要があるかもしれません。

※画像は『足成』より
http://www.ashinari.com/2009/08/12-026190.php [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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