松本武洋・和光市長「イケハヤ氏とかはあちゅう氏みたいなアクセスとかサロンで稼ぐネット芸人」「真に受けてはいけません」

9月24日、ブロガー・はあちゅうさん(@ha_chu)が『Twitter』にて

イケハヤさんが、大学に行かず、ブロガーやったらよかった、ってボイシーで言ってたんだけど、超同意。私は会社勤めは後悔してないし、会社員だったおかげで社会の仕組みがわかったと思ってるんだけど、大学は行かなくてよかったと思ってる。当時はオンラインサロンなんてなかったけど、今大学生なら、

オンラインサロンに複数入ってプロジェクトに積極的に関わって仲間増やしながら、自分の実績をためる。お金が余ったら、サロンメンバーを頼りながらたくさん旅をする。残りの時間とお金は語学に使う。

とツイートを行った。さまざまな意見が飛び交い、賛否両論となる。

関連:落合陽一氏やブロガーの間で大学に行かずにオンラインサロンを受けることを勧める意見が続出→大学に行きながら受けることもできるのでは?と賛否両論(Togetter)
https://togetter.com/li/1270303[リンク]

9月25日、埼玉県和光市の松本武洋市長は自身のブログに
オンラインサロンが高等教育に取って代わることはある?ない?
https://ameblo.jp/takeyan/entry-12407597161.html[リンク]

というエントリーをアップした。

オンラインサロンについて自身の考えを語り、

イケハヤ氏とかはあちゅう氏みたいなアクセスとかサロンで稼ぐネット芸人さんの煽りは全部、ネット芸、稼業なので、真に受けてはいけません。
高校生の皆さん、「嘘だ」と思ったら一日放送大学のテレビでも見てください。相当ためになるものが詰まっていますから。

と結んでいた。

後に

追記 上記のお二人は要するに芸能人的な存在なんです。芸能人のファンクラブに入ること自体は楽しい趣味として昔からあり、それはそれでありです。ただ、それは大学への進学と天秤にかけるような種類のものではない、ということです。
追記2 「ネット芸人」呼ばわりはよくよく考えると無礼なので⇒「ネット芸能人」と訂正させていただきました。

と追記し、「ネット芸人」は「ネット芸能人」と訂正している。
数日後、ブログ内容が話題となり、イケダハヤトさんは反論をアップ。それに対して市長は

イケハヤさん、待ってました。実は放送大学には「実務で活躍しているんだけれど、自分の知識にはあちこち穴があって、効率的に埋めるために入学しました」みたいな人が多いんですよ。これは鶏と卵で、サロンとか親方に入門→実務で活躍→大学、という選択肢ももちろん、ありだと思います。

とツイート。「イケハヤさん、待ってました」とツイートする市長というのもなかなかスゴイかもしれない。そして

で、高等教育は今の社会、生きていればいずれは必要になる、というのが私の結論です。ただ、おっしゃるように大学のコスパの悪さは私も感じていて、高いから大学は行かなくてもいいんじゃない派の方には70万円で済む放送大学がいいと考えています。

ご指摘の知の基礎体力については、私は高等教育の網羅性とか幅の広さを視野に書きました。大学を出れば身につくとは言いませんが、単位を取る際にざっとは勉強します。その基礎が幅広くあることで、人生が大幅に楽になる。例えば、大学で強制されないと美学なんかやりませんが、正直、美学は役に立つ。

と続けていた。

※画像は『Twitter』より

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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