NASA、氷床融解を調査する最先端レーザー衛星を間もなく打ち上げ

いま氷床の状態はどうなっているのか。それを調べるためにNASA(米航空宇宙局)は最新鋭のレーザー機器を搭載した衛星を米カリフォルニア州のヴァンデンバーグ基地から現地時間9月15日午前に打ち上げる。
・氷の厚さもわかる

前回の調査では、グリーンランドや南極の沿岸部を覆う氷床が消えつつあることなどが明らかになったが、今回の衛星では、氷床の融解の進みと、氷床融解により海面がどれくらい上昇するのかなどを調査する。また、氷河の状態や、海氷の厚さなども調べる。
・70センチ間隔で観測

これにより、あらゆる地形でのデータ収集ができ、70センチ間隔で観測が可能なのだという。
ICESat-2の運用は3年間の予定となっている。ICESat-2がとらえた詳細なデータを分析することで、地球温暖化に歯止めをかけられるようになることを期待したい。

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。