『アントマン&ワスプ』エヴァンジェリン・リリーインタビュー「7歳の息子がワスプになりきっているのをこっそり見てしまったの!」
現在大ヒット上映中の映画『アントマン&ワスプ』。バツイチ、無職、前科持ちで、離れて暮らす愛娘だけが生きがいのスコット。脅威の”スーツ”を手に入れたことで、身長1.5cmの最強ヒーロー「アントマン」になったものの、ある大事件をきっかけにFBIの監視下に置かれることに…。そんな頼りない彼を支えるのが、アントマンの開発者ピム博士の娘、ホープ。彼女もまた父の開発した”スーツ”と脅威の身体能力で、完璧ヒロイン「ワスプ」に! 史上最少で最強の2人が、美しき敵「ゴースト」に立ち向かいます。
先日、映画のプロモーションの為に来日したペイトン・リード監督、ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリーが来日。ガジェット通信では、監督&エヴァンジェリンにインタビューを行いました!
インタビュアーは、ガジェット通信最小のヒーロー?オサダマン。
今回はお2人に特製『アントマン&ワスプ』クッキーをプレゼントします!
突然現れた奇妙なオジさんに臆することなく、クッキーを受け取ってくれたエヴァンジェリン。さすが美しくて強いヒーロー、ワスプだ! せっかくの貴重な機会。いくつか質問もぶつけていきます。
――ワスプは美しくて強くて、まさに完璧なヒーローだと思うのですが、彼女の弱点はどんな所にあると思いますか?
エヴァンジェリン:たくさんあると思うの。頑固さだったり、全ての事を自分のコントロール下に置きたいという意固地な部分があると思う。そしてとても自立している女性なのだけれども、それは良い所であり、孤独の裏返しでもあるの。今作では、そんなワスプが人を頼ったり、自分の弱さを見せることが出来た。それが彼女にとって良い成長なのだと思うわ。
私が面白いなと思うのは、ホープは一般的に“男性らしさ”と呼ばれる強い部分を持っていて、スコットは“女性らしさ”という強みを持っている。2人が、自分に無いものをお互いに補い合っているのね。陰と陽の様に。
――エヴァンジェリンさんにはお子さんがいらっしゃいますが、ママがヒーローになるということを聞いた時は大興奮だったのでは無いですか?
エヴァンジェリン:7歳の息子は常々「僕はクールだけど、ママはクールじゃない」と思っているの。なので、『アントマン』への出演が決まった時にも「ふーん、そうなんだ」って感じだったのだけれど、ある時から本音が隠せなくなってきたの(笑)。ある日、彼がワスプになりきっているのをこっそり見てしまって! 彼はアベンジャーズの大ファンなので、本当はすごく喜んでいたみたい。
――素晴らしい! 可愛いですね(笑)。
エヴァンジェリン:母親にとって、とても特別な体験でした。『アントマン&ワスプ』のプレミアに息子と出かけた時に、前の席にポール・ラッドがいたのを見つけた彼が「アントマンが僕のパパだったら、アントマン&ワスプが僕の両親なんだ。それってすごくかっこいいよね!」と興奮していたわ(笑)。
――とても素敵なエピソードをありがとうございます! 僕も息子さんと同じくアベンジャーズの大ファンで、特にアントマンに憧れているおじさんなのですが、僕がヒーローになる為には何が足りないと思いますか? 何が必要だと思いますか?
エヴァンジェリン:『アントマン』は「普通の人でもヒーローになれる」という事を証明している作品です。「なぜホープは英雄的なのか」という理由の一つが、彼女の知性と自制心にあると思うんです。スーツを着ているからヒーローなのではなくて、スーツの中身が大切なんです。なので、ヒーローに憧れる子供達や全ての人に分かって欲しいのは、努力をして一生懸命何かをやり続けることが大切。興味のあることを見つけて熱中すること、そうすればアントマンやワスプの様にヒーローになれるわ!
――今日は楽しいお話をありがとうございました!
取材後、ご自身のinstagramにクッキーとの動画を投稿してくれたエヴァンジェリン。美しい!
『アントマン&ワスプ』大ヒット上映中!
https://marvel.disney.co.jp/movie/antman-wasp/home.html
クッキー制作:「Chookie」Kumi Ota
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