ベスパの電動スクーター「Elettrica」来月生産開始、販売は2019年初めに

世界中で愛されているイタリアのスクーター、Vespa(ベスパ)の電動版「Elettrica」の生産が来月始まる。メーカーのPiaggioが正式に発表した。

10月からオンラインでオーダーの受け付けを開始し、2019年初めに欧州、米国、アジアの順で出荷が始まる見込みだ。

・初代を生産した工場で

Elettricaは、Piaggioがイタリア・ピサに構えるポンテデーラプラントで生産される。このプラントは初代ベスパが1946年に産声をあげたところ。

そのアイコン的な工場から、時代変わってさらにした進化したバージョンも世界に向けて発信されることになる。

・静かな走りに

2年前に発表されたコンセプトでは、Elettricaは4kWの電動モーターを搭載し、航続距離は約100キロ。ガソリン車に比べれば短いが、その代わり静かな走行となる。もちろん、ゼロエミッションなので環境にも優しい。

一方で、時期は明らかではないもののハイブリッドパワートレインという選択肢も提供する予定で、こちらだと航続距離は倍増するとのこと。

Elettricaではまた、スピードやバッテリー残量などを表示できるディスプレイも搭載。Bluetoothでスマホを接続させることもできるようだ。

気になる価格はまだ発表されておらず、具体的な発売日とともに今後注目が集まる。

Piaggio

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. ベスパの電動スクーター「Elettrica」来月生産開始、販売は2019年初めに
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。