キーボードもトラックパッドもタッチパネル化したMacBook Proのコンセプトが近未来的

現行のMacBook Proに搭載されているTouch Barの評価はさまざまで、その派手な見た目とは裏腹に、ほとんど使わないという声もよく聞く。アイデアとしては面白いものの、実用面での利便性がいまひとつといったところらしい。

ただ、このTouch Barへの憧れはいまだに根強いらしく、先日MacBook Proの面白いコンセプトデザインがネットで公開され注目を集めている。

・Touch Barがさらに巨大化

Furkan Kasapという学生によってデザインされたこのコンセプトモデルでは、現行のTouch Barがさらに巨大化し、表示できる情報量がリッチになっている。また、Touch Barそのものが小型スクリーンになっているため、各アプリのコンテンツをここで楽しめるようになっているようだ。

写真からはInstagramの画像が表示されているのがわかる。確かに、使える機能がかぎられている現行のTouch Barを大きくすることで、また新たなUIの可能性が開けるかもしれない。

・キーボードやトラックパッドもタッチパネル化へ

変わったのはTouch Barのサイズだけではない。これに合わせてキーボードとトラックパッドも仮想キーボード/トラックパッドになっているのがわかる。

そもそも全てがタッチパネル式スクリーンのようなのでキーボードとトラックパッドは重なり合うように表示でき、配置も現行モデルとは大幅に異なる。作業時の使いやすさが大変気になるところだ。

もちろん今回のデザインはあくまでコンセプトなので、未来のMacBook Proがこれらの技術を採用するかどうかは不明だ。ただ、現行のTouch Barの技術が今後どう発展していくのかをいろいろ夢見させてくれる、ユニークなプロダクトデザインといえるだろう。

執筆:Doga

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