Perfume、ダンス・コンテストのグランプリ受賞者とコラボダンス披露
Perfumeの楽曲を課題曲としたダンス・コンテストの第4弾【第4回Perfumeダンスコンテスト“~踊れ!TOKYO GIRL~”】の決勝戦が、2018年8月25日に東京・六本木の泉ガーデンギャラリーにて開催され、このオフィシャル・レポートが到着した。
この大会はPerfumeの楽曲に合わせて出場者たちがダンスを踊り、そのスキルの高さを競うというもの。前回から3年ぶりの開催となる今回は「TOKYO GIRL」を課題曲として実施。振り付けはもちろん、メンバーの細かいクセや表情、グルーヴまで完全コピーすることが求められる。決勝にはグループとソロを合わせて24組が出場し、国内のみならず中国、カナダ、イギリス、台湾、オーストラリアなどからパフォーマーが参加。Perfumeの3人が自ら審査員を務め、ハリセンボンの2人が司会としてイベントを進行した。また加えて、Perfumeの楽曲「Everyday」を課題曲にしたパナソニック主催の「AWA DANCE CONTEST」も合同開催。これはパナソニック洗濯機の独自機能である温水泡洗浄を自由なオリジナルダンスを通して表現するというもので、「子供・親子部門」「夫婦・カップル部門」「友達・職場同僚部門」の3部門から、Perfumeの振付演出を担当するMIKIKOの審査により選ばれた各1グループがパフォーマンスを披露した。【踊れ!TOKYO GIRL】【AWA DANCE CONTEST】共にグランプリには温水泡洗浄搭載のパナソニック洗濯機が1台贈呈され、さらに各グランプリと準グランプリに「Perfumeダンスヒール」が1人1足プレゼントされた。
パナソニック主催の【AWA DANCE CONTEST】でグランプリを受賞したのは、「子供・親子部門」に出場した32歳の父親と9歳の息子からなる泡洗浄ボーイズ。のっちはこれについて「最初の『It’s so happy』の笑顔にやられちゃった」と説明した。「Perfumeダンスコンテスト」では、海外の参加者の中から選ばれるインターナショナル賞をカナダ・バンクーバーから来日したManniが受賞。彼女とのっちが並んで立つと、改めてそのそっくりぶりに会場が沸き、のっち「ドッペルゲンガーはカナダにおったんやねえ」と笑った。特別賞は女性ソロダンサー・やまこと、ポッチャリ体型の男性3人組・D×Dが獲得。やまこは「癖のないダンスと、ここから伸びていくだろうなという可能性、ダンスに対する純粋な気持ち」が受賞の決め手になったとのことで、D×Dについては「忘れられないキャラクター」を評価ポイントとして挙げて「いろんな人たちに私たちのダンスを踊ってもらいたいという気持ちがあるけれど、それを体現してくれている」と語った。準グランプリに選ばれたのは23歳の女性3人組・WaRM。彼女たちについて、のっちは「正直優勝です。最後の出番で緊張したと思うけど、それを見せないチームワークとパフォーマンスでした」と絶賛した。
そして【Perfumeダンスコンテスト】のグランプリに輝いたのは、広島在住の女性3人組・Fragrance。彼女たちのダンスについて、あ~ちゃんは感慨深げに「満場一致でした。心を動かされるダンスってこういうことだよねという答えを見たような気がします。私たちもこういうグループでありたいし、こういうダンスを踊りたいねって、3人とも感じてました」と評していた。受賞を受けてFragranceのメンバーは「1回目のコンテストからこのステージに立つことをずっと夢見ていたので、決勝に出れるって決まった時点で信じられないくらいだったんですけど、まさかグランプリまでいただけるなんて。本当に胸がいっぱいです」と涙ながらにコメントした。
イベントの最後にはPerfumeが、【AWA DANCE CONTEST】グランプリ受賞者の泡洗浄ボーイズ、【踊れ!TOKYO GIRL】グランプリ受賞者のFragranceとそれぞれステージでコラボダンスを披露し、会場は拍手と歓声の渦に。イベントの最後にあ~ちゃんは「最高の時間でした。こんなにも自分たちのやってることが多くの方たちに届いてて、研究してくれてたり思いを重ねてくれているというのが伝わってきて『Perfumeやってきてよかったな』『ダンス続けてきてよかったな』って思いました」と挨拶した。
TEXT:橋本尚平
PHOTO:上山陽介
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