IoT鳩時計『OQTA HATO』先行ユーザーレビュー:“鳩時計”でハーレムを作り上げた男の話

IoT鳩時計『OQTA HATO』先行ユーザーレビュー:“鳩時計”でハーレムを作り上げた男の話

“IoT鳩時計”『OQTA HATO』のクラウドファンディングに参加した先行ユーザーに話を聞く活用コラム。第2回は、自分の鳩時計を鳴かせるボタンを、様々な女性に渡して使っている男性ユーザーにお話を伺いました。

『OQTA HATO』とは:
スマートフォンのアプリでボタンをタップすると、離れた場所に置いてあるネットにつながった鳩時計が「ポッポ」と鳴く、とてもシンプルな“IoT鳩時計”。

OQTA HATO
https://www.oqta.com/[リンク]

“鳩時計”でハーレムを作り上げた男の話

僕は『OQTA HATO』を職場に置いて、使い始めは嫁のスマホだけにアプリを入れて、嫁と子供だけが押してくれるような状態にしてました。でも1台の『OQTA HATO』には、最大8人まで自分の鳩を鳴かせられるボタンを登録できるので、しょっちゅう通ってる飲み屋の女の子とかにボタン登録の招待を送り始めて、もういっそのこと“女の子限定の鳩時計”にしようと思ったんですね。

そうしたら、8人のボタンを押している人が並ぶ管理画面があるんですけど、これを見ていて非常に楽しくて。僕を囲むハーレム、つまり女性をはべらせる場所みたいに思えるんです。

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登録メンバーを順番に言うと、「嫁」「飲み屋A」「飲み屋B」「仲のいい女の子A」「仲のいい女の子B」「仲のいい女の子C」「飲み屋C」。あ、でも「飲み屋C」は最近脱退していきましたね……。もう一枠は僕自身のスマホを登録しています。

――まさに囲まれていますね。

最初は嫁と子供だけが毎日押してくれていたのですが、それぞれの女の子も、登録したら結構すぐに押し始めてくれました。

『OQTA HATO』は、メンバーの誰かがボタンを押したら鳴くだけなので、鳩時計を置いているユーザーは誰がボタンを押したかはわかりません。鳩が鳴いたら、これは誰が鳴かせたのかを予想して、ボタンを押したのかなと思う子にすぐ『LINE』で「今押した?」とかメッセージを送っていたんです。

「3回の女」現る

そうすると、面白いことが起こり始めたんです。この「仲のいい女の子A」が、自己主張が強い子なんですよ。その子が、必ず“3回”ボタンを押すようになったんです。つまりハトが「ポッポー、ポッポー、ポッポー」と3回鳴くわけです。もちろん僕から何かを言ったわけじゃなくて、勝手に3回鳴らすようになったんですね。そうしたら、このことが職場で有名になって、周りから「3回の女」って言われるようになりました。

で、本当に何も言ったわけじゃないのに、今度は「飲み屋A」が、絶対2回押すようになったんです。「ポッポー、ポッポー」って。お互いのことは知らないですよ。せいぜい、嫁を含めて複数人が僕の鳩を押していることくらいを何となく知ってるくらい。で、その子は「2回の女」って言われ始めて。

――それ、お店に来てほしいから鳴かせてるとかじゃなくて、本当にモテてるんですかね?

多分そうです。で、「飲み屋B」は、いつ鳴らしてくれているのか最初わからなかったんですよ。ある日、お店に行ったときに、「鳩時計のボタン押してくれてる?」って聞いてみたら、「ときどき押してるよ」みたいに言うから、「ログ(アプリ上で確認できる、いつ誰に押したかの日時記録)を、見せてよ」って言ったら、すごく嫌がったんです。

で、「見せろよ~」って言ってスマホを取って、見たら、僕が絶対会社にいない時間にいっぱい押してるんですよ。僕が会社に鳩時計を置いていることは知ってるんです。そのうえで、僕が間違いなく家で寝てる真夜中とかにいつも押してるんです。つまり、僕が聞いてなくても、自分の想いだけで、純粋に押しちゃってるんです。なんか、見ちゃいけないものを見たような気がして、それは衝撃でしたね。

――何ですか、このモテエピソードは(笑)。

「3回」の音を聞くと帰りたくなる

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「3回の女」が鳴かせてくれた時は嬉しいですね。「私だよ」っていう自己主張を一番強く感じるから。で、女の子たちが鳩時計を鳴かせてくれた時は、早く帰りたくなるんですよ。これこそまさに“働き方改革”ですね。

で、どこに帰りたくなるかっていうと、その女の子のところに会いに行くんじゃなくて、自宅に帰りたくなるんです。鳴いたら嬉しい「3回」の音を聞くと、嫁のいる自宅に帰りたくなる。なんでだろう、って考えてみたんですけど……、やっぱりちょっと自責の念にかられるのかな、と。

最後に思い浮かぶのは家族

いろいろな女が僕の鳩を鳴かせるようになったんですけど、嫁が押した時も、絶対に当てられるんですね。例えば、この変なタイミングで鳴かせてきたのは、嫁だなあって。

この『QOTA HATO』は、どんな不純な使い方をしても、最後にはやっぱり家族が思い浮かぶんだなあとしみじみ思うんですよね。鳩が鳴くと、やっぱり一番大事な方向に気持ちが向くんです。嫁は「早く電話出ろよ!」っていう合図くらいで押してるのかもしれないけど、嫁が鳴かせたのかなと思うと結局一番嬉しい。だから、一番大切な愛に気付くために、あえて不純な使い方をしてみることを、僕はおすすめしますね。

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――なるほど……。ところで、その本体に書かれているのは誰のサインなんですか?

サッカー日本代表の吉田麻也選手のサインです。

――何で!?

* * * * *

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