外国人による外国人のための“日本の習慣”アドバイス、一体何が書いてある?

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外国人観光客がナーバスになる日本の習慣15選
さぁ、2019年にはラグビーワールドカップが、2020年にはオリンピック・パラリンピックが日本で開催されます。そして、外国人観光客の皆さんがどっと押し寄せてきます。

日本人の私たちも、海外旅行に行く前には旅行先の一般常識とか、マナーとか調べていきますよね。日本に来る外国人に向けたアドバイスもいろいろあるようです。

さて、外国人が外国人のために伝えるアドバイス。どんなものがあるんでしょう。

外国人観光客がナーバスになる日本の習慣15選

生活編

• うちでは靴を脱ぐこと
• トイレスリッパに注意
• 和式トイレの使いかた
• お風呂はきれいに使う

うちに帰ったら靴を脱ぐというのがまず気を付けることのようです。日本の「玄関」の機能をきっちり伝えてもらいたいなと思います。玄関では靴を脱いでそろえること!

トイレスリッパをはいたまま他の部屋に行かないようにと注意を促すアドバイスも多くあります。トイレは他の部屋と違って汚れている場合があるので、素足や靴下では不潔だということですから、「ちょっと変だよ」という外国人がいたら、ちゃんと教えてあげましょう。

外国人観光客がナーバスになる日本の習慣15選
和式のトイレ、まだまだあります。筆者のイギリス人の友人が「用を足そうとしたけどどうやったらいいの?」と必死に聞いてきたことがありました。「ズボンを膝までおろしたのではズボンの中にしてしまうことになるのだ!」ということで、時間的な余裕もなくかなりあせっている様子。

そうです、洋式の場合には膝までおろせばOKですが、和式の場合はおもいっきりくるぶしまで下げなければNGなんですよね。困っている人がいたら、教えてあげましょう。

外国人観光客がナーバスになる日本の習慣15選
そして、お風呂。風呂にお湯をためて家族で使うという習慣がなく、またバスソルトやバスジェルを湯船の中で使うこともあるので、海外のバスはちょっと違います。日本では洗い場があるのも独特ですよね。自宅にお呼びするときには、「好きに使っていいよ」ということで対応したほうがいいかもしれません。旅館などでは、きちんと案内を英語で掲示しているところも増えました。

お食事編

• 食べ歩きはしない
• ごはんに醤油をかけない
• 箸はきちんと使う
• 音を立てて食べたりゲップをしてもOK
• 手酌をしない

最近は日本人も食べながら歩いたりするので、他の人の迷惑にならなければOKだと思います。

ごはんに醤油をかけて食べる外国人をたまに見かけます。回転寿司でガリを山盛りにして食べている人も。日本人から見たら変ですが、これ別にいいんじゃないでしょうか。でも、日本での食事をおいしく食べたほうがいいよというアドバイスならきっとわかってくれるはず。

外国人観光客がナーバスになる日本の習慣15選
箸は練習してもらいましょう。そして、私たち日本人も、ちゃんと使えているか再チェックしてみましょう。

ラーメンなどの麺類を音をたてて食べるのは日本人くらいで、他の国の人たちは「すする」というのはちょっと気持ち悪いという人もいるようです。そして、「音を立てて食べないとマナー違反」という行き過ぎた感のあるアドバイスも。いろいろ考えてくれているんだなと嬉しくなりますが、好きなようにしてもらっていいですよと、やさしくお伝えしたいです。

ゲップは最近はもう日本人でもNG。もし外国人観光客がこれ見よがしにゲップをしていたら「もう日本でもあんまりやらないんですよ」と教えてあげたほうがいいかもしれません。

「手酌をすると出世しない」とはいいますが、自分で注ぐと逆に他の人に失礼だというアドバイスも。日本人としてお酒の席に同席するなら積極的に注いであげましょう!

その他

• 数字の四は避ける
• 公共の場で接触しない
• 通勤電車で客を押す係員がいる
• 「はい」は必ずしも「YES」じゃない
• 道でごみを捨てない
• ドラッグに手を出さない

数字の4が死を連想させるので使わないので注意というアドバイスもありますが、もう最近ではそうでもないですよね。逆に4がないほうがよっぽど死を意識してしまいます。

外国人観光客がナーバスになる日本の習慣15選
公共の場では、ハグしたりほっぺにキスしたりしないので注意だそうです。そうですね。最近はハグする人もいますが、ロシア人のように知人と唇を重ねてキッスみたいのはないですよね。

外国人観光客がナーバスになる日本の習慣15選
一方、通勤時間帯の満員電車では、乗客をぐいぐいと押す駅員さんがいたりすると紹介されています。これは他の国では見かけませんから確かにびっくりなはず。

日本人の「はい」は、英語の「YES」でもありますが、「Ah ha」とか、「Well」とかといった、相槌にも使われます。だから気を付けてというアドバイス。的確だと思います。

ごみを捨てない、ドラッグに手を出さないはもう当たり前すぎて、あえてアドバイスに入っていることに驚きます。

他にも、寿司のわさびに注意とか、お金をせびるお坊さんは偽物、といった注意も。

それにしても、こうして外国人の目から見た日本人の習慣を知ると、逆に日本人の姿が見えてくる感じで、ちょっと面白いですよね。

過去記事『英国の新聞が伝える「日本の変なこと素敵なこと」は正しいか否か検証してみた』『英国政府観光庁が発表した「日本人観光客の特徴」はこれだ!』も興味深いですよ。

[19 Things Not to Do in Japan]
[11 Japanese customs that are shocking to foreign travelers]
[Things Tourists Should Beware of in Japan]

[All Photos by shutterstock.com]
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