【話題】日本テレビ「24時間テレビ」は本当にチャリティー番組なのか / 出演者は仕事として参加「しかもテレビ局は莫大なCM収入」
1978年から毎年放送されている日本テレビのチャリティー風バラエティ番組「24時間テレビ」。放送当初はチャリティーやボランティアなどをメインに番組内容が構成されていたが、1992年に観月ありさやダウンタウンが出演したのを皮切りに、バラエティ色が強い番組となっていった。
・本来のチャリティー番組とは何か
そもそも「24時間テレビは本当にチャリティー番組なのか」という議論が長年続けられている。海外で放送されているチャリティー番組の多くは出演者はノーギャラで、番組の制作費をすべて自社が負担しており、スポンサーがついた番組だとしても、そこから得た利益はすべて寄付にまわされる。つまりテレビ局は自腹で番組を作り、出演者も利益を得ず、スポンサーからの利益と一般人から得た募金を、すべて寄付する流れとなっているのだ。
・日本テレビと芸能人にも莫大な利益
しかしながら「24時間テレビ」はスポンサーからのCM等による利益を自社のものとし、出演している芸能人たちは巨額のギャラを得ている。一般人から募金されたお金は困っている人に送られるが、日本テレビと芸能人にも莫大な利益が得られるという状態だ。
・完全なチャリティー番組とはいえない
これの何が問題なのかというと、病気や被災などで困っている人をネタにテレビ局や芸能人が利益を得ているという点である。確かに「24時間テレビ」によって一般人から集めた募金は寄付されるため貢献しているといえるが、それをネタに利益を得ている以上、それは完全なチャリティー番組とはいえないのである。
・絶対に出演しない
よって、世界基準で考えれば「24時間テレビ」はチャリティー番組ではなく、チャリティー風バラエティ番組といえる。ちなみに、 明石家さんまとビートたけしはあまりにも偽善的すぎる「24時間テレビ」に怒りを感じ、絶対に出演しないと断言しているという。
もっと詳しく読む: 日本テレビ「24時間テレビ」は本当にチャリティー番組なのか / 出演者は仕事として参加(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2018/08/12/24hourtv-hypocritical-charity/
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