世界40ヶ国旅したノマドワーカーがタイのチェンマイをおすすめする6つの理由

こんにちは!2017年の7月初めから2018年2月まで約7ヶ月間世界一周をしていた、旅ブロガーの細井です。ブログの記事を書いたりウェブ制作をしながら、パソコン一台で仕事をしています。
世界一周中に、いろんな国でノマドワークをしてきました。今までに世界40ヶ国以上を旅してきて、タイの第二の都市「チェンマイ」が一番ノマドしやすかったと実感しています。なぜそんなにチェンマイをおすすめするのか?
今回は、世界一周した僕がノマドワーカーにタイのチェンマイをおすすめする理由を紹介しますね。
*編集部追記
2018年8月に公開した記事に新たに加筆しました。(2019/01/03)
ヨーロッパや北米は物価が高い
photo by kazutoshi hosoi
まずはじめに、世界各国でノマドした感想を紹介します。ヨーロッパや北米でノマド生活をしたいと思っている人は、多いのではないでしょうか?
僕も実際にヨーロッパや北米に行ってみるまでは、おしゃれな街並みをみながらカフェで仕事をするのはかっこいいだろうとなと思っていました。ただ実際にヨーロッパや北米に行ってみると、物価の高さにまず驚きます。
特に夏の人気シーズンの北欧なら
・ドミトリーでも一泊数千円
・カフェ代もフードとドリンクで1,000円以上
・コワーキングも1日2,000円以上
とにかくお金が出て行きます。僕は物価の安いアジアからヨーロッパに飛んだので、そのギャップにかなり苦しみました。お金がどんどん出て行くので、ヨーロッパや北米にいた時は精神的にも追い込まれていましたね。
そもそも、カフェでパソコンを広げている人があまりいないので、仕事ができるカフェを探すのも大変です。
もちろん、「フランスのパリの魅力を発信したい!」「アメリカのロサンゼルスでスタートアップしたい!」などその国でやりたいことがあれば行くべきだとは思いますが、特に場所を選ばずにできる仕事の場合は、固定費の安いところでノマドをした方が精神的にも楽です。
アフリカや南米はネットワーク回線や治安が不安
photo by kazutoshi hosoi
アフリカや南米に関しては、ネットワーク回線がよくないのでノマドワークをするにはおすすめしません。ホテルやカフェのWi-Fiが繋がらないこともしばしば。ネット回線が必要なノマドワーカーにとっては致命的です。南米に関しては物価が思っていた以上に高くて驚きました。
それ以前に治安がよくないので、パソコンを持ち歩くこと自体がリスク。最悪強盗にあって持って行かれる恐れもあります。僕はアフリカや南米にいる間は、比較的良いホテルに泊まってホテルの部屋で記事執筆。外出するときはホテルのフロントに預けるようにしていました。
アフリカや南米に関してはリスクが大きいので、欧米同様にその国でやりたい理由がない限りはおすすめしません。
ノマドをするならアジアが快適で安心
photo by kazutoshi hosoi
アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、南米、北米を旅してきて、特にノマドワーカーにおすすめできるのが「アジア」です。アジアは物価が安いですし、Wi-Fiが使えるカフェも多いです。日本からも距離が近く、台湾なら3時間半くらいで気楽に行くことができます。
特に、
・台湾の台北
・ベトナムのホーチミン
・タイのバンコク
・シンガポール
などはカフェやコワーキングスペースも充実しているので、ノマドがしやすかったですね。上記の4つの都市はどこもおすすめです。
ノマドワーカーに一番おすすめする都市はタイのチェンマイ!
photo by pixabay
そんな快適なアジアの中でも、僕が一番おすすめしたいのはタイのチェンマイ。チェンマイはタイの第二の都市で、北方のバラと言われるほど綺麗な場所です。
バンコクから飛行機で1時間15分程度でいけるのでアクセスも良好。それなりに栄えているけれど、人はそこまで多くないので観光にもおすすめです。
実はこのチェンマイ、世界中のノマドワーカーに大人気なんです。僕自身も世界中でノマドをしてきて、世界で一番快適に仕事ができる都市だと思っています。
なぜチェンマイがノマドワーカーに一番おすすめなのか、これから理由を6つ紹介していきます。
1.おしゃれなカフェが多い
チェンマイのニマンヘミンというエリアには、ビックリするくらいおしゃれなカフェが多いです。おしゃれなカフェの隣にまたおしゃれなカフェ。個人的には吉祥寺を大きくしたイメージです。そこまで混んでいなかったり、夜遅くまで営業しているカフェも多いので、作業スペースに困ることもありません。
お気に入りのカフェで集中して仕事するのもよし、カフェを変えて仕事に集中するもよし、カフェ好きな僕にとっては最高のロケーションです。
2.コワーキングスペースも充実している
チェンマイはカフェだけでなくコワーキングスペースも充実しています。複数のコワーキングスペースを回ってみた感じ、欧米のノマドワーカーが多いですね。カフェよりも集中して仕事ができます。
中でもMAYA(メイヤー)ショッピングセンターの中にある「CAMP」というコワーキングスペースは、24時間営業で、ドリンクを一杯頼めば時間制限なしでずっと居られます(Wi-Fiの利用はドリンク一杯につき2時間制)。
CAMPはノマドワーカーだけでなく地元の学生にも人気です。
■詳細情報
・名称:CAMP
・住所:Chang Phueak, ムアンチエンマイ チエンマイ 50300 タイ
・営業時間:24時間営業
・定休日:不定休
・料金:ドリンク代50〜100バーツ程度(160円〜330円程度)
・公式サイトURL:http://www.ais.co.th/campais/en
3.ノマドワーカーが多く交流しやすい
チェンマイには世界中からノマドワーカーが集まっています。コワーキングスペースでは交流会も行われていたりするので、他の国のノマドワーカーと出会えるチャンスです。
日本人のノマドワーカーもいるので、新しい仕事に繋がったり最高の仲間に出会える確率も高いです。僕もチェンマイで日本人のノマドワーカーと出会い、日本に帰国後も日本で会うようになりました。
4.物価が安い
バンコクは年々物価が上がってきている印象ですが、チェンマイはまだ日本の物価の1/3〜半分程度です。ご飯も屋台で食べれば一食150円〜250円程度。宿泊場所は、ドミトリーなら1泊1,000円前後、アパートを借りても月2〜3万円で済みます。
費用を抑えれば、月5〜6万円でも生活ができ、日本に住むよりも低コストです。生活費を抑えられるので精神的にも楽です。むしろだらけないように意識する必要があります。
5.気候が良い
チェンマイは日本と比べて温暖なので、比較的過ごしやすいです。寒い時でも14度くらいで気温がマイナスになることはありません。大半はTシャツで過ごせるので快適です。お店ではエアコンがガンガンかかっているので、寒がりの人は羽織るものを持っておくと安心です。
6.治安が良い
チェンマイは、他のヨーロッパや南米の都市と比べても治安は良いです。男性だけでなく女性の旅行客も多い印象。僕自身もチェンマイを観光中に治安が悪いと思ったことはありません。
ただし、日本ほど道が整備されていないので、交通事故や野良犬には気をつけましょう。もちろんここは日本ではなく海外なんだと意識しておくことも大切です。
そもそもノマドワーカーとは
ノマドワーカーとはノマド(遊牧民)とワーカー(働く人)を掛け合わせた意味を持っています。世界中どこでも仕事ができるという意味で遊牧民=ノマド。インターネットが発達した平成に一気に人口が増えた働き方です。
「旅をしながら働く」というスタイルに一番近いのがこのノマドワーカー。至る所で賞賛される働き方ですが、実は簡単な働き方ではありません。詳しい仕事内容は「旅をしながら働ける「ノマドワーカー」とは?」をチェックしてみてください。
タイのチェンマイは世界中でトップクラスにノマドしやすい

世界中でノマドをしてきましたが、チェンマイが一番ノマドしやすかったですね。街全体の穏やかな雰囲気。自分を飾ることなく素でいられる安心感。素敵なカフェたち。この記事を書いていたら、またチェンマイに行きたくなってきました^^
これから海外でノマド生活を考えている人は、ぜひタイのチェンマイに行ってみてください。
ライター:桃(そもそもノマドワーカーとは)
ノマドワーカーに関するおすすめの記事はこちらです
❐海外ノマドする前に知っておくべき9つのこと
❐旅をしながら働ける「ノマドワーカー」とは?
❐電源・WiFi完備!都内にあるノマドカフェ47選
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