大画面でスポーツ観戦したいのだ! Ankerのモバイルプロジェクター『Nebula Capsule』で『DAZN』を見る方法
我が家にアンカー・ジャパンのモバイルプロジェクター『Anker Nebula Capsule Pro』がやってきました。詳しいスペック等については別の記事に譲るとして、今回はスポーツ専門のライブストリーミングサービス『DAZN』を『Nebula Capsule』で視聴する方法に特化して紹介します。これが思いのほか手間取った……!
結論から言えば、Jリーグや海外サッカー、プロ野球、モータースポーツ等の各種スポーツを大画面で楽しみたい人は、『Nebula Capsule』を買って損しないと思います。
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試したけどダメだった方法
『DAZN』を大画面で見るために試行錯誤した過程をちょっとだけ紹介させてください。最適解だけ知りたい方は次のパラグラフまですっ飛ばしてくださいね。
『Nebula Capsule』は350ml缶サイズのAndroid搭載モバイルプロジェクター。標準で『Aptoide TV』というアプリストアがプリセットされており、『Netflix』や『Amazonプライム・ビデオ』はここからアプリをインストールすることで利用ができました。ちなみに『Hulu』は海外版のアプリで、日本のアカウントではログインできませんでした(なんでや!)。
そしてお察しの通り、『DAZN』のアプリは対応していないため検索しても探すことはできませんでした。
『Nebula Capsule』はインターフェースにHDMI端子を用意しているので、スマホで再生した『DAZN』アプリの映像をHDMIケーブル経由で映し出せそうですが、観戦中にスマホを操作できないのは不便なのでひとまず保留。
ちなみにAirPlayにも対応しているので『iPhone』の『DAZN』アプリを起動してみたところ、著作権で保護されたコンテンツのためミラーリングが不可でした。
PCのブラウザで再生した『DAZN』の映像はミラーリングでうまく投影できたものの、無線LAN経由だと画面がカクカクしてスポーツ観戦には耐えられない環境でした。
ならば今度は『Fire TV Stick』を直差ししてみることに。USB OTGケーブルを利用すれば『Nebula Capsule』本体から電源が供給できてしまいます。しかしこの方法も『DAZN』のアプリがうまく動作しませんでした。
『Amazonアプリストア』をインストールするべし
これは『Aptoide TV』が『DAZN』アプリに対応するのを待つしかないのか……。いや、だったら別のアプリストアをインストールしちゃえばイイんじゃないの? これが正解でした。
『Nebula Capsule』には標準アプリとしてファイルマネージャーがプリインストールされています。
『Amazonアプリストア』のAPKファイルをPCでダウンロードし、USBストレージに保存。OTGケーブルに接続し、試しに『Nebula Capsule』に読み込ませてみたらファイルがインストールできました。
(※アプリのインストールはセキュリティ上のリスクを考慮した上、自己責任でお願いします)
あとは『Amazonアプリストア』から『DAZN』アプリをダウンロードするだけ。見たかったサッカーの試合を大画面で見ることができました。なお、『DAZN』アプリのAPKファイルを直接インストールしても動作しませんでした。また、『Nebula Capsule』は『Google Play』には非対応ということも書き添えておきます。
『Nebula Capsule』は輝度150ANSIルーメン、解像度は854×480とプロジェクターとしては特筆するほどのスペックではないものの、仕様上は最大100インチのサイズで投影が可能。Wi-Fi利用時は約3時間の動画再生が可能です。
筆者はサッカーの試合を大きいサイズで視聴してもかなり快適に楽しめました。試合画面の文字情報はクリアに見え、スピーディーな試合展開も視覚的に問題なし。高音質のサウンドが楽しめる360°スピーカーで臨場感ある中継が堪能できました。
Wi-Fi環境さえあればどこにでも投影して映画やスポーツが楽しめるので、この夏のお出かけで大活躍しそうな予感です。
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