“恐ろしい秘密”を持った少女を描く北欧ホラー『テルマ』 「神様どうか、私の願いを叶えないで」[ホラー通信]

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監督・脚本は、監督デビューから4年にして、カンヌなどの権威ある映画祭の常連となっている実力派、ヨアキム・トリアー。ラース・フォン・トリアー監督の甥でもある彼の最新作は、美しくも恐ろしいイノセントホラー。その名も『テルマ』が日本上陸です。

ノルウェーを舞台に描かれるのは、厳格な家庭で育てられた少女テルマの物語。 進学を機に親元を離れたテルマは、初めての恋を経験し、青春を謳歌し始めるが、大人への階段のその先は“恐ろしい秘密”へとつながっていた――というストーリー。

「発作が起きるたび、奇妙なことが……」

公開情報と併せて解禁となった予告編では、それが何かは分からないものの、テルマに不思議な力があることを示唆する内容になっています。しかもそれはテルマ本人にもコントロールできないもののよう。テルマの初恋の相手の失踪が、更なる不安を駆り立てます。果たしてテルマの力と失踪の関係は? そして、彼女の封じられた過去とは……?

作品概要

『テルマ』
10月20日(土) YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

<ストーリー>
ノルウェーの人里離れた田舎町で、信仰心が深く抑圧的な両親のもとに育った少女テルマ。なぜか彼女には、幼少期の記憶がない。オスロの大学に通うため一人暮らしを始めたテルマは、同級生のアンニャと初めての恋におちる。募る欲望と罪の意識に引き裂かれながらも、奔放な彼女に強く惹かれていくテルマ。だが、それは封印されたはずの“恐ろしい力”を解放するスイッチだった―。テルマは不可解な発作に襲われるようになり、その度に周りで不気味な出来事が起こる。そんな中、アンニャが忽然と姿を消してしまう。果たして、テルマの発作とアンニャ失踪の関係は? 両親が隠し続けてきたテルマの悲しき過去が明かされる時、自分すら知らない“本当の自分”が目覚め始める――。

出演:エイリ・ハーボー カヤ・ウィルキンス ヘンリク・ラファエルソン エレン・ドリト・ピーターセン
監督・脚本:ヨアキム・トリアー『母の残像』
配給:ギャガ・プラス 

公式サイト:http://gaga.ne.jp/thelma

(C)PaalAudestad/Motlys 

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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