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目の前がプライベートビーチなのに1泊2200円! 誰もが絶賛する沖縄のゲストハウス『結家』に宿泊してきた

皆さんは旅行をするときどんな基準で宿を選びますか? 料金がお得な宿を選ぶという方もいれば、部屋から絶景が見えたり美味しい料理が人気の宿を選ぶという方もいると思います。しかし、景色や料理の質が高いと当然料金も高くなってしまうもの。財布と相談しながらその時その時でベストの宿を選ぶ方がきっと多いのではないでしょうか。

僕は旅行をするときはだいたいゲストハウスと呼ばれる安宿に泊まっているのですが、先日宿泊してきた沖縄の『結家(むすびや)』というゲストハウスがあまりにも素晴らしすぎたので紹介したいと思います。

ゲストハウス好きから絶賛されまくる沖縄の『結家』

実は以前に沖縄のゲストハウスでヘルパーをしていたこともあり、他のいろいろな沖縄のゲストハウスにも宿泊したことがあるのですが、そこで知り合う方のほとんどが「沖縄のゲストハウスなら『結家』に一度行ったほうがいい」と絶賛していたのです。ここまで絶賛されるゲストハウスというのも本当に珍しいのでずっと興味を持っており、ついに念願を叶えることができました。

『結家』があるのは沖縄北部の今帰仁村。那覇空港からはなかなか距離があり、バスやレンタカーでも2時間近くかかってしまうので、あまりアクセスがいいとは言えません。さらに最寄りのバス停からも距離があるので、バスを利用する場合は事前に連絡して迎えに来てもらう必要があります。

それらはもちろん不便なことでもあるのですが、『結家』にとってはプラスの要素もあります。主要な道路から離れた場所に建てられている『結家』の目の前にはプライベートビーチが広がり、周りに他の建物がないので空がとにかく広い! 沖縄の自然を贅沢に感じられる環境なのです。

写真を撮影したのはちょうど干潮のタイミングだったのでサンゴがかなりむき出し状態になってしまっています。逆に少し潜れるだけでも沖縄の海でしか見ることのできない魚や生き物をたくさん見られるわけです。『結家』でシュノーケルの道具を安価でレンタルしてくれるのも嬉しいところ。

僕も道具を借りてシュノーケルを満喫しました。きれいな魚の写真を撮影できれば良かったのですが、あいにく水中で撮影できる機材を持ち合わせていなかったので、水中で捕獲したナマコやヒトデでご容赦ください。

こんなに綺麗な海が目の前にあるのに宿泊料金は1泊2200円から。ほんと、ホテルだったら10倍くらいしても全然おかしくない環境です……。

夜は宿泊客が集まって「おかず交換会」

目の前に海という最高すぎるロケーションではありますが、もちろん『結家』がゲストハウス=安宿ということを忘れてはいけません。人によってはストレスを感じてしまう要素もきっと多いことでしょう。最も苦手にする人が多そうなのは寝る環境。最安価格の2200円で宿泊する場合は個室ではなく、ドミトリーという2段ベッドで寝ることになります。

カーテンなどでプライベートは確保されるものの、男女共用のスペースとなり、エアコンもありません。海沿いなので風通しはよく、僕は快適に眠れましたが、気になってしまう方はエアコン付きの個室を利用したほうが良いでしょう。個室の場合は1人だと1泊3500円、2人利用だと1人あたり1泊3000円、3人以上では1人あたり1泊2500円になります。

また宿泊料金に食事代は含まれていません。車で来ている方は近くで外食もOK。移動手段のない方はキッチンで自ら調理をすることになります。調味料は自由に使えるものがあるので、そうめんやパスタなどの乾麺を用意しておくと便利ですね。

というように「自分のメシは自分でなんとかする」というのがゲストハウスの基本なのですが、『結家』では夕食時に「おかず交換会」なるイベントが開催されています。これも『結家』の大きな個性のひとつと言えるでしょう。

おかず交換会とは1組が1品ずつ食べ物を作ったり買ってきたりして用意し、参加者全員でシェアし合うことができるというもの。1品用意するだけで豪華なディナーを食べられる上に、宿泊者同士で交流もできるのです。料理が苦手という方でも問題なし。インスタント麺やコンビニの惣菜をおかずとして持ち寄る人もいました。

もちろん強制ではないので、こういった交流が苦手だという方は参加しなくても大丈夫。とはいえ、せっかく『結家』に来たのならぜひ参加したいイベントですね。

晴れていれば夜は満天の星空!

食事の時間が終わると宿泊者同士でお酒を飲み始めたり、宿に置いてある楽器で遊び始めたり、花火をしたりとそれぞれが自由な時間を過ごします。もし天気がよければぜひ星空を見てほしいです。周囲に建物がないので、まるでプラネタリウムのように見事な星空を眺めることができます。

夜空の写真なんて撮影したことがなかったのですが、偶然一緒になった宿泊者の中に写真好きな方がいたので、夜空を撮るときの設定を教えてもらってなんとか撮影することができました。星空の写真を撮るのって楽しいな……。

波の音だけを聞きながらオリオンビールを飲みつつ、満天の星空をだらだらと眺める。見方によっては何もない環境かもしれませんが、この何もなさが最高に幸せです。

『結家』に泊まることを目的に人が集まる場所

今回僕は2泊の滞在でしたが、『結家』に泊まるためだけに沖縄に行ってもいいかもなと思えるほど『結家』の魅力を感じることができました。実際他の宿泊者の中には毎年夏になると長期で『結家』に滞在しているという方もいました。宿泊料金が安いからのんびり長期滞在しやすいというのは本当に魅力的ですね。

また、個性的な人がたくさん集まっていて、気軽に交流できるというのもゲストハウスの大きな魅力。その場で知り合った人同士で近くの観光地に出かけたり、ご飯を食べに行ったりするのも楽しいです。

自然の中にある宿なので綺麗なホテルより虫が多く出るかもしれませんし、お風呂もシャワーしかないなど、安いなりの部分はたくさんあるかもしれません。その反面、きっといろいろな観光地を巡るオーソドックスな沖縄旅行とは違った体験ができるはず。興味のある方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

なきじんゲストハウス 結家
沖縄県国頭群今帰仁村字仲尾次609
http://musubiya.co/

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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