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KIMERU 2.5次元作品は「腫れ物にさわるくらいデリケートなもの」その中での変化と挑戦[撮り下ろしインタビュー]

アーティストとして活動し、ミュージカル『テニスの王子様』の不二周助をはじめ、漫画、アニメ、ゲームを原作とした2.5次元舞台作品でも活躍中のKIMERUさん。8月4日には、関わりの深い俳優仲間をゲストに招いたトーク&ライブイベント『SUMMER FES 2018 go forward』を開催予定。

計画中のイベント内容や、2.5次元舞台作品にかける想い、こだわり、変化などたっぷりとお話を伺いました。

「ステージとは?」を深く語り合う姿が見られるかも?

――今回の単独ライブはどんな内容になるのでしょう?

KIMERU:今回は、初めての夏フェスということで、ゲストを巻き込んでのお祭りにしようと思っています。ゲストは全員テニミュキャストだったりするんですけど、テニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)は15周年なので何かやりたいなと思って。僕はスケジュールが合わずにテニミュの15周年イベント(ミュージカル『テニスの王子様』15周年記念コンサート Dream Live 2018)に出れなかったんですよ。だから、自分的にはテニミュのお祝いもしたいし、テニミュについても語りつつ、みんなと絡んでいる他の舞台作品などの話をわちゃわちゃして、その楽曲たちをやっていけたらいいなと思っています。

――とてもスペシャルなライブですね。事務所を移籍してから3回めの単独ライブですが、心境の変化はありますか?

KIMERU:6月にバースデーライブを地元・熊本でやらせてもらったんです。事務所が変わった区切りとして、次のファンクラブ旅行&ライブは熊本でやりたいとお願いしてやらせていただきました。そこで、「どんなことをしてでも東京でのし上がってやる!」みたいな気持ちを歌詞にした歌があるんですが、その曲を熊本で歌わせてもらって、本当に原点回帰ができたんですよ。ファンの子ともできたし、家族や親戚、以前勤めていた郵便局関係の人など、あの場に集ってくれた人すべてと。

――それを経てのライブイベントになるんですね。

KIMERU:TVアニメ『遊☆戯☆王VRAINS』オープニング曲 になっている「go forward」という新曲は、仲間と前に進むというタイトルなので、もちろんファンのみなさんは仲間だし、共演者も仲間という想いもあるので、なんとなく“決起会”みたいな感じですね(笑)。ライブも舞台も含めて、過去も未来も話して、今の俺を見てください!って祭りです。カップリング曲に滝川英治に向けた曲があって、それは熊本で披露しなかったんです。熊本のライブの後にとりあえずCDを渡して、1回僕の中で完結したので、次はライブですね。

――テニミュから滝川さんと関係の深いゲストさんも多いですものね。

KIMERU:(郷本)直也や友常(勇気)もいるので、いろんな意味を込めて、お祭りだけじゃなくて、今の自分の気持ちとか、心をオープンにしたライブに出来たら良いなと考えています。

――トークパートもかなり濃い内容になりそうです。

KIMERU:テニミュの話はしたいと思っています。『少年ハリウッド』や『超!脱獄歌劇「ナンバカ」』など、いろんな舞台の話ができると思うので、ステージとは?みたいな深いところも話せればいいなと思っています。あとは、お祭りなので、何の話が飛び出すかはわからないです(笑)。

キャラクターに似せることに損はない

――KIMERUさんは、長く漫画・アニメ原作の舞台に出演されていて、2.5次元舞台作品の第一人者、のように若手俳優の方に言われることもありますよね。

KIMERU:勝手にそういった話が独り歩きしていて。ネルケプランニングさんやマーベラスさん的に、男性だけでやる2.5次元作品の基盤となったのが、やはりテニミュだったようなんです。そのときにオタクだったのが僕で、「レイアウトが違う!」「乾の隣は海堂だから!」とか、ガンガン指摘していたんです。みんながアドリブで演じる場面もあるんですけど、アドリブが間違っているので、そんなのオタク的に許せないじゃないですか。そういうところをいろいろ指摘していたんですよ。元々声優さんも知っていたので、みんなにキャラソンを「はい、聴いてきて」と、貸して。「似せることに損はない。自分を出すのは後でいいから」と言って。

――そんな2.5次元舞台が今やジャンルとして確立されたのを見ていて、いかがですか?

KIMERU:僕たちがテニミュを卒業したくらいの時代では考えられないことですね。今は卒業して次の世代に変わっていくのは当たり前になっていますけど、あの時は当たり前じゃなかったので、納得できないし、卒業するのも嫌でした。自分の初めての舞台だったというのもあって、不二は俺のものだし!と固執していて無理でした。一時期、テニミュを観に行けなかったですね。でもそうやって、渡したくなくても渡してしまったバトンがどんどん繋がって、10代目などになっていて……。

――本当にすごいですよね。

KIMERU:だから(歴代のキャストで集まった)不二会をやったときに、とても感慨深かったんですよ。みんな身長も性格もバラバラだし、なんでこの人達が選ばれたんだろう?みたいな感じでしたけど(笑)。

――みんな同じ不二周助をやっているのが不思議ですよね。

KIMERU:キャストは全然違うので不思議です。でも、逆に全然違う人でも、同じキャラクターを演じられるのがお芝居なんだなと思いました。

荒れるものに出ているという責任とプレッシャー

――他の舞台作品にもたくさん出演されていますが、2.5次元作品ならではの面白さは?

KIMERU:僕は2.5次元作品は、ものすごくデリケートに扱っています。オリジナル作品だと何してもいいんですけど、2.5次元作品は敵にも味方にもなるので、腫れ物に触る感じで僕はやらせていただいています。ただ、味方になると驚くほど強いじゃないですか(笑)。でも、僕が一番最初に経験したのが、「主題歌だからって不二やるな」って手紙を大量にいただいたことでした。

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記者:

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

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