『インクレディブル・ファミリー』最新映像は、世界観を彩るミッドセンチュリーなデザイン満載

『インクレディブル・ファミリー』最新映像は、世界観を彩るミッドセンチュリーなデザイン満載

 『Mr.インクレディブル』の待望の最新作『インクレディブル・ファミリー』の、ミッドセンチュリーな世界観がよくわかる最新映像が到着した(https://youtu.be/gcQ49h3uycI)。

 本作は、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』のピクサー・アニメーション・スタジオが贈る、長編アニメーション作品20作目という記念すべき作品。彼らは、どこにでもいるフツーの家族…ではない。パパもママも3人の子供も、それぞれ異なるスーパーパワーを持ったヒーロー家族なのだ。超人的なパワーをもつパパ、ボブ、伸縮自在なゴム人間のママ、ヘレン、超高速移動できる長男ダッシュと、鉄壁バリアで防御できる長女ヴァイオレット。さらに、スーパーパワーに目覚めたばかりの赤ちゃんジャックジャック…その潜在能力は、まだ未知数。家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える、この夏最高の一家団結アドベンチャーが誕生した。
 
 本作の世界観のコンセプトは、ミッドセンチュリー(20世紀半ば)。素晴らしいデザインのアイデアに溢れているその時代をイメージした世界観は、ストーリーを支える上で、キャラクターと同じくらい重要な役割を果たしている。ボブたち家族が暮らすことになる、郊外に建つ家も、その頃のデザインを反映したもの。フランク・ロイド・ライト(1867-1959)の建築が参考にされたほか、かつてハリウッド・スターたちが豪邸を建て、今なおモダンな雰囲気が漂う砂漠リゾートの街、パームスプリングスの家々がリサーチの対象となった。そして1950年代に見受けられた、自然の要素を家の中に取り込む東洋的なアイデアも取り入れられた。こうして誕生したのは、石張りの壁をそなえ、植物が置かれた広いリビングに水まで流れている大邸宅だった。他にも『北北西に進路を取れ』のジェームズ・メイソンの家にも影響を受けているという。

 このミッドセンチュリーな世界観がよくわかる最新映像が到着。ボブたち家族が暮らすことになる大邸宅の映像が解禁となった。映像ではあまりの部屋の広さに困惑するヘレンや、庭にある森やプールに大興奮するダッシュの姿が映し出されている。興奮冷めやらないダッシュが家の壁に設置されたリモコンを押すと天井から水のカーテンが現れ暖炉に火がついたりソファやテレビが現れたりとまさに夢のような大邸宅であることがわかる。

 しかし色々なボタンを押し続けた結果、ソファが水に浸水し大パニックに陥る姿が描かれている。家族の服装から、邸宅内にあるインテリアまでもが全てこのミッドセンチュリーを意識したデザインで描かれており、物語の重要なキャラクターとして存在しているのがよくわかる。

 建物1つ、インテリア1つ、エキストラ1人、あらゆる要素が本作の世界の一部として存在し、作品を盛り上げることに貢献している。この夏は劇場で、『インクレディブル・ファミリー』の世界観を堪能して欲しい。

◎公開情報
『インクレディブル・ファミリー』
2018年8月1日(水)全国ロードショー
(c)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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