ミーゴスのクエヴォ、ドレイク/楽曲の制作秘話/今後のリリースなどについて語る
ミーゴスのクエヴォが米ビルボードのインタビューに応じ、ドレイクとのジョイント・ツアー、ビヨンセ&ジェイ・Zのジョイント・プロジェクト、ザ・カーターズのファースト・シングルとなった「エイプシット」に関する制作秘話(実は元々クエヴォがミーゴスのために作った曲だった)、そしてミーゴスの今後のリリースなどについて語った。
◎ドレイクとのジョイント・ツアーで最も楽しみにしていることは?
ツアーの間ずっとバスケのトーナメントをやるんだけど、それが楽しみだな。(NBA)プレーオフ・ゲームみたいな感じで、トロフィーまで作った。すげーマジでやるつもりだ。みんなで毎日トレーニングして、競技に取り組むんだ。
◎それはミーゴスのチーム対(ドレイクの)OVOチームで?
最初はそうなるだろうけど、ミーゴスがマジでバスケが上手いって分かったら(ドレイクがチーム・メンバーを)混ぜたくなるだろうね。[クエヴォは運動神経が良く、NFL選手になれる程の好成績を高校で残したクオーターバックだった。2018年の【NBAオールスター・セレブリティー・ゲーム】でMVPを受賞している。]
◎「エイプシット」は元々ミーゴスの曲だった、ということが明らかになりましたが、どういう経緯でビヨンセとジェイ・Zの手に渡ったのですか?
ファレルとスタジオにいたんだ。実は「Stir Fry」と同時に「エイプシット」も作った。先に「Stir Fry」が出来て、すぐに彼が別のビートをかけて「エイプシット」を二人で作ったんだ。二つとも彼に任せてたら「Stir Fry」を送ってきてくれた。あれはアルバムで使うって彼に伝えてあった。「エイプシット」の方はすっかり忘れてたんだ。コロッと忘れてた。彼が何とかするだろうとは思ってたけど、ある日電話を貰って”送り出したよ”って言われて、ああいうことになってた。
◎別のレファレンス・トラックについてですが、あなたとフューチャーとヤング・サグがコラボした「Upscale」が、のちにカーディ・Bの「Drip」になりました。あれはどういう経緯だったんですか?
あれは俺とフューチャーとヤング・サグがスタジオにいた時に「Upscale」をやって、俺があれに合わせてヴァースをレコーディングしたんだ。実は俺とオフセットが同じビートでレコーディングしてたんだよね。オフセットが別の場所で同じビートでレコーディングして、俺とフューチャーとサグがスタジオで同じビートでレコーディングしてた。形にする段階で、欲しい奴が使えばいいってことになってさ。みんなでミーティングをしていた時に「Drip」は俺のヴァースを使おうってことになった。みんなで同じ曲をやってたってこと。賢者は皆同じように考えるってことだな。
◎今ミーゴスは何を作っているんですか?
極秘の音楽がたくさん控えてる。ツアーの初日に新曲をドロップするってことだけは言える。ツアーの初日にミーゴスのシングルが出る。ファンに新しいものを提供するためにね。俺たちはやたらとフィーチャーは出してるけど、あまり新曲を出してなかったからさ。ツアーの前にミーゴスの曲を出せば、俺たちも何か新鮮で新しいものをライブでやれるし、ドープだ。DJ Durelがプロデュースしててクレイジーだ。
◎ヒップホップ・レーベル<クオリティ・コントロール>のコンピレーション・アルバムのリリースについて何か進展はありましたか?
ああ、延期した。『Control the Summer』は秋に出すことにした。
◎次のステップは『カルチャー3』ですか?
カルチャーが死ぬことはない。極秘だ。
◎オフセットとカーディ・Bの娘のカルチャー(Kulture)ちゃんに特別な何かをあげましたか?
ああ、ブランド物の服やら赤ちゃん用品やらがたくさん入ったベビー・ケア・パッケージをね。(親戚の)おじさんとして赤ん坊に山ほど所持品を準備してやろうと思ってさ。
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