ケンドリック・ラマー/チャックD/スフィアン・スティーヴンスら、映画芸術科学アカデミーの会員に招待

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ケンドリック・ラマー/チャックD/スフィアン・スティーヴンスら、映画芸術科学アカデミーの会員に招待

 ケンドリック・ラマーが昨年プロデュースした『ブラックパンサー:ザ・アルバム』は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”でNo.1を獲得し、米国でプラチナ認定(100万ユニット)される大ヒットとなった。

 この功績が認められ、ラマーが【アカデミー賞】を主催する映画芸術科学アカデミーの音楽支部会員に招待されたとハリウッド・リポーターが伝えている。

 ラマーは今回音楽支部に招待された44名のアーティストの中の一人で、他にパブリック・エネミーのフロントマン、チャックD(『ラストゲーム』原題:He Got Game)、ザ・ルーツのドラマー、クエストラヴ(『デトロイト』)、スフィアン・スティーヴンス(『君の名前で僕を呼んで』)、【アカデミー賞】受賞者メリッサ・エスリッジ(『不都合な真実』)などの名前も挙がっている。日本からは『マクロスプラス』などで知られる菅野よう子が招待されている。

 ラマーは今年、『DAMN.』がポピュラー音楽のアーティストとして初めて【ピュリッツァー賞】の<音楽部門>を受賞して話題になった。

 会員の構成が圧倒的に白人男性に偏っていることが問題視されてきた映画芸術科学アカデミーは、昨年の774名を上回る史上最高の928名を2018年に招待した。今年の招待者のうち49%が女性で、仮に全員入会したとしてもアカデミー全体の女性比率は31%、また招待された有色人種の割合は38%で、全員入会しても全体の16%にとどまっているとハリウッド・リポーターは報じている。

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