チチカカ湖畔の美しい町「コパカバーナ」と太陽の島の魅力


こんにちは。TABIPPOライター、オトナフォトジェンヌほさかまきです。
富士山よりも高いところにある、南米のチチカカ湖。そのほとりには、ペルーのプーノとボリビアのコパカバーナという2つの町があります。
バスの都合上、プーノに泊まる人の方が多いですが、両方泊まった私としてはコパカバーナがお気に入りです。またコパカバーナから船で行ける太陽の島も、美しい段々畑と昔ながらの風景を見ることができる、すてきな島です。
今回はコパカバーナと太陽の島について紹介します。
治安も雰囲気も良い町コパカバーナ

コパカバーナは南米のチチカカ湖畔にある町。チチカカ湖はペルーとボリビアに跨っており、マチュピチュのあるクスコとウユニ塩湖の間にあるため、たくさんの旅人が通過します。小さな町で、ほどよく田舎でのどかな雰囲気をもっており、治安が良いです。
チチカカ湖に浮かぶ太陽の島への拠点となる町のため、観光客向けのお土産屋さんやレストラン、ホテル、ツアー会社はたくさんあります。
コパカバーナのビュースポットCerro Calvarioからの景色が素晴らしい

コパカバーナは町のすぐ脇にCerro Calvarioという丘があり、町の中心地から徒歩5分ほどで登り口に着きます。ここからひたすら階段と坂を登っていきます。
頂上までは低地ならたいしたことのない標高差ですが、コパカバーナは標高約3800m。既に2週間高地を旅してきた私でもこの登りは非常にきつく、一歩進むごとに休みながら登っていきました。
頂上には十字架が立ち並び、その先に湖とコパカバーナの町を一望できる岩場があります。美しく青いチチカカ湖、カラフルでかわいらしいコパカバーナの町並み、優しい緑の田園風景。今までの疲れも一気に吹き飛ぶような清々しい景色が広がっていました。
コパカバーナで美味しい魚を食べよう

コパカバーナでは、チチカカ湖で獲れた美味しいマス(Trucha)を食べることができます。湖沿いの道には簡易レストランが20軒以上並んでいて、どのお店でもマス料理を取り扱っています。

私が食べたのはマスのガーリック焼きです。マス1匹にフライドポテトとライスがワンプレートに乗って、25ボリビアーノでした。ガーリックは強すぎず程よく効いていて、とても美味しかったです。
私はコパカバーナに2泊しましたが、2日連続で同じお店に通ってしまったほどです。
太陽の島への行き方

コパカバーナに立ち寄る人の多くが、太陽の島へ行くかと思います。太陽の島へはコパカバーナから船で行きます。船は行き8:30発と13:30発があり、帰りは大抵16:00発です。ツアーもありますが、個人で行く方が自由に行動ができるので良いかと思います。往復の船代30ボリビアーノで、チケットは当日購入可能です。
船は太陽の島の南側、北側、月の島に着きます。私は朝出発の夕方帰りで太陽の島の南港発着にしました。ゆっくりと観光したかったため、北側にも月の島にも行きませんでした。
太陽の島には午後発夕方着の半日で行くこともできますが、船が片道1時間30分かかるため、滞在時間はわずか1時間です。そうすると次に紹介するビュースポットには行くことができず、港近くの観光地化されたエリアしか見ることができません。朝発で終日かけて行くことを、推奨します。
太陽の島の魅力

太陽の島の南港に着くと、いきなり急階段を上ることになります。途中で若返りの泉があり、そのまま上っていくと集落に出ます。
そこから南と北に、ビュースポットがあります。北の方が眺望がより素晴らしいため、先に南に行き、そのあと北に行くといいでしょう。
南のビュースポット

南のビュースポットからは、湖の向こうにある月の島や南米大陸本土までを見渡せます。風が心地良く吹き渡り、美しい湖と段々畑が眼下に広がり、とても気持ちの良い場所です。
北のビュースポット Cerro Palla Khasa

ここはチチカカ湖で私が一番好きな場所です。Cerro Palla Khasaには建物跡があり、2階に上ると360度の素晴らしい眺望が。
遠くまで延々と続いている段々畑や、民族衣装に身を包んで働く地元の女性たち。そして飼育されている羊やロバの姿も。どこか懐かしい田園風景を見ることができます。
チチカカ湖は旅に出る前からすごく見てみたかった場所なので、それが叶ったという想いと、あまりに美しい風景に、涙が出そうになりました。
おすすめプラン

All photo by ほさかまき
私はコパカバーナに2泊しました。初日はお昼頃コパカバーナに着いたので、午後にCerro Calvarioに登り、そのあと町を散策しました。二日目は朝から太陽の島に行き、夕方帰ってきました。三日目は朝出発で他の町へ移動しました。
コパカバーナの町に1泊か2泊し、観光時間を一日半取ることをおすすめします。また、もう一日長く取って太陽の島に宿泊すれば、観光客の少ない素朴な太陽の島を感じることができるでしょう。
ゆっくり休みたい方は、もっと長く滞在してもいいと思います。特に田舎が好きな方は、きっと気に入ることでしょう。
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