ジブリ映画「魔女の宅急便」のモデル13選

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ジブリ映画「魔女の宅急便」のモデル13選

一人の小さな魔女の独り立ちを描く、魔女の宅急便。ルージュの伝言や、巡る季節とったテーマソングも素敵なジブリの人気作品です。

今回は、そんな魔女の宅急便のモデルとなった場所へ行ってみましょう!ひょっとしたら、キキやジジ、トンボに会えるかも?

*編集部追記
2015年8月24日に公開された記事に、追記しました。(2016/4/2)
2016年4月2日に公開された記事に、追記しました。(2018/6/11)

 

感想

Photo by:新田浩之

スタジオジブリ映画『魔女の宅急便』の舞台となった国や都市はたくさんありますが、私はクロアチア・ドブロブニクとエストニア・タリンに行きました。どちらも歴史的に美しい街ですが、雰囲気は全く違います。

ドブロブニクは歴史を感じさせるリゾート地。美しいアドリア海と歴史的な旧市街との組み合わせはたまりません。一方、タリンはエストニアの首都なので、実務的な雰囲気。機能的でコンパクトにまとまっている印象があります。

 

アドバイス

Photo by:新田浩之

オンシーズンにドブロヴニクに行く場合は早めに宿を予約しておきましょう。ドブロヴニクには数多くのホテルやホステルがありますが、一般的な家を利用した宿「SOBE」もおすすめ。地元の人の生活ぶりもわかります。

一方、タリンは雨が多い街。「晴れ」を望む場合は天気予報をこまめにチェックしましょう。また、天気が変わりやすい街ななので、傘は必須アイテムですよ。

 

ベストスポット

Photo by:新田浩之

個人的にはクロアチア・ドブロヴニクがおすすめ。やはり、スルジ山から眺めるアドリア海と旧市街の美しさは言葉を失います。まさしく「魔女の宅急便の世界」そのものです。

また、直線上の小路もなかなか興味深いもの。猫が寝ていたり、洗濯物が干されていたり、人々の生活が垣間見られます。

ぜひ夏にドブロヴニクへ行きましょう。

 

スウェーデン・ストックホルム

photo by shutterstock

カラフルな建物が立ち並び、おもちゃのような街並のストックホルム。ここは、公式に参考にしたと言われている街で、クライマックスに欠かせない時計台も存在しています。

こんなにも綺麗な街なら、ジブリファンと言わずとも、歩いてみたくなりますね。

 

スウェーデン・ゴットランド島

photo by shutterstock

スウェーデンの中でもストックホルムと同じくモデルにしたと言われているのが、ゴットランド島のヴィスビューです。

オレンジ屋根の可愛らしい家が多いこの街並。まさに、キキが降り立った街と同じ、というわけですね。

 

クロアチア・ドブロブニク

photo by shutterstock

紅の豚でも舞台となった青い海と、オレンジ屋根の街並。上空から見た景色が、箒で空をとぶキキのすぐ下に広がる景色と酷似していると評判なのが、クロアチアのドブロブニクです。

これは長々と説明するよりも、見た方が早い、と言えてしまうほど似通っています。

 

ポルトガル・リスボン

photo by shutterstock

こちらは、宮崎駿氏が実際に旅行しており、きっとイメージを作る際に参考にしたに違いないと言われている場所です。やはり上空からはオレンジ屋根の建物がひしめきあって見えるのはもちろんのこと。

街中を歩くキキやトンボの視点から見る街並でも参考にされている模様です。

 

イタリア・ナポリ

photo by shutterstock

パステルカラーがかわいいナポリの街並。このイタリア、ナポリも氏が旅行中立ち寄っている場所なのだそうです。

キキの住む街も港町なので、海辺のナポリのイメージはまさにインスピレーションを与えたに違いないと信じさせてくれます。一度は訪れておきたい場所の1つです。

アイルランド・イシュモニア島

ケルト文化が色濃く残るという意味でも人気のイシュモニア島には、キキが配達に行く先のおうちによく似た家があると評判です。実際、宮崎駿氏は魔女の宅急便を作る前にアイルランドも訪れており、参考にした可能性が非常に高い場所です。

 

オーストラリア・タスマニア

なんとオーストラリア・タリンにはキキが住み込みで働いていたパン屋さん「ぐーちょきぱん店」のモデルとなったといわれているパン屋さんがあります。

その名も「ロス・ヴィレッジ・ベーカリー」おそのさんが出てきそうですよね!さらにすごいのがこのパン屋さん、映画の中同様、キキが生活していたような屋根裏部屋があり宿泊も可能となっています。

キキにちなんだメニューもあり、話題のスポットです。

 

エストニア・タリン

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photo by One From RM

古き良き街並みが全体を覆うエストニアの首都、タリン。その美しい街並みは世界遺産にも登録されています。

ここはスウェーデンのゴットランド島と同じく、魔女の宅急便のモデルになったとされていて、その晴れ渡った空をキキが木の箒で空を飛んでいるシーンが想像できます。

 

スルジ山(ドブロヴニク)

「魔女の宅急便」目的でドブロヴニクへ訪れた方は、まずはスルジ山に行きましょう。スルジ山からは美しいアドリア海と旧市街を心ゆくまで眺められます。

私は2回スルジ山を訪れましたが、「魔女の宅急便みたい」というコメントを耳にしました。

 

なお、スルジ山へはロープウェー、徒歩、どちらでもアクセス可能。徒歩の場合は1時間かかります。徒歩の場合は石だらけの山道になるので、歩きやすい靴を忘れずに。

 
■詳細情報
・名称:スルジ山
・住所:Dubrovnik, Croatia
・アクセス:ロープウェーで5分程度
・営業時間:季節によって異なるので、公式URL参照
・電話:+385 20 325 393
・料金:大人(片道)120クーナ
・所要時間:1時間
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:http://www.dubrovnikcablecar.com

 

城壁(ドブロヴニク)

世界文化遺産に登録されているクロアチア・ドブロヴニク旧市街。旧市街は城壁によって守られています。もちろん、城壁を歩いて旧市街を眺めることは可能。城壁を歩くと、まるで空中散歩しているような感覚になりますよ。

ドブロヴニクはセルビアやトルコからの攻撃に備えて、着々と防備を固めていきました。

 
■詳細情報
・名称:城壁
・住所:Dubrovnik, Croatia
・アクセス:入口はピレ門の脇、聖イヴァン要塞、レヴェンリ要塞
・営業時間:8:00~19:30(夏シーズン)、9:00~15:00(冬シーズン)
・定休日:12月25日
・料金:大人100クーナ、学生30クーナ
・所要時間:2時間
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:http://www.dubrovnikcard.com/clanak.php?id=173

 

プラツァ(ドブロヴニク)

ドブロヴニク旧市街の目抜き通りにあたるのが「プラツァ」です。「プラツァ」にはおしゃれなカフェ、レストラン、お土産屋がいっぱい。クリスマスの時期になると出店が立ち並びます。

もともと「プラツァ」は水路として作られ、ベネチアみたいな雰囲気だったとか。今は水路の面影は残っていませんが、メインストリートであることに変わりありません。

 
■詳細情報
・名称:プラツァ
・住所:Dubrovnik, Croatia
・アクセス:ピレ門からすぐ
・所要時間:1時間
・オススメの時期:夏

 

トームペア(タリン)

タリンを見下ろす絶好スポットがトームペアと言われる丘です。この場所はタリンを見下ろせることから、政治的に重要な意味を持ちました。そのため、トームペアには城があります。

風が強い日は帽子が吹き飛ばされそうになるので、ご注意ください。

 
■詳細情報
・名称:トームペア
・住所:Tallinn, Estonia
・アクセス:ヌンネ通りから入る
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも

 

旧市庁舎

タリン旧市街はおもちゃ箱のようなかわいらしい街。それでいて、中世の雰囲気がそのまま残る素敵なスポットです。そんなタリン旧市街のシンボル的存在が旧市庁舎。タリンの旧市庁舎は北欧唯一のゴシック様式になっています。

そして、旧市庁舎で目立つのが高い塔。実際に塔に上がることができるので、高所恐怖症でなければチャレンジしてみましょう。

 
■詳細情報
・名称:旧市庁舎
・住所:Estonia, Tallinn, Raekoja, Plats1
・アクセス:ラエコヤ広場近く
・営業時間:10:00~16:00(9月~6月は予約制)、塔は11:00~18:00
・定休日:日・祝(塔は祝日と9月中旬~4月)
・電話番号:6457900
・料金:大人5ユーロ、学生2ユーロ(塔は大人3ユーロ、学生1ユーロ)
・所要時間:1時間
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:http://raekoda.tallinn.ee

 

まとめ

宮崎駿氏は、キキの住む街については、戦争が起きなかったらこうなっていたと思うヨーロッパ、と発言しており、実際、ヨーロッパ各地の街を取り混ぜてデザインしたのだそうです。

ヨーロッパに旅行に行くたびに、魔女の宅急便を彷彿とさせる風景にであって、ついついキキを探してしまいそうですね。

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