“最もセクシーな男”と東京観光に行ってきた! ライアン・レイノルズ「デッドプールがガーディアンズに参加すると……」
「サノスとは共演してみたい」
――ディズニーのFOX買収の可能性と関連した質問をひとつ。デッドプールとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのクロスオーバーについて、Twitterでジェームズ・ガン監督とやり取りされていましたよね。現時点でどんなアイデアをお持ちですか?
Yes, please.
— James Gunn (@JamesGunn) 2018年5月27日
レイノルズ:今のところ全くアイデアはないけど、ガーディアンズはクソったれだし、モラルがないし、口が悪いし、彼らと上手くやっていけるか心配だ。僕が決定できることじゃないという前提で話すと、もしかしたら、アベンジャーズやガーディアンズのメンバーひとりとペアリングするっていうのは面白い作品になるかもしれないね。チームの中にデッドプールが入ると、みんな5分以内に僕を殺そうとするんじゃないかな。できれば、サノスとは共演してみたいね。指パッチンでデッドプールが消えちゃうんだ。
――もちろん、X-フォースとしての続編も楽しみにしています。
レイノルズ:アイデアを出し合いながら脚本を練っていて、全く違う方向に持っていこうと話しているんだ。今までのスーパーヒーロー映画ではやったことがない、違うジャンルに挑戦したいと思っているよ。
「カナダは絶対に日本と戦争しちゃいけないね」
――デッドプールは日本とも関係性が高いキャラクターですが、ご自身が何か影響を受けた日本のカルチャーはありますか?
レイノルズ:尊敬しているアーティストはたくさんいるよ。映画界で言えば、もちろん黒澤明が大好きだ。彼が残した遺産はものすごく大きい。今はまだ詳しく言えないけど、次の作品のアイデアとして、実は黒澤作品のひとつからヒントを得ている部分もある。あと、一番好きな作家が村上春樹なんだ。彼の影響でニューヨーク・シティ・マラソンに参加したし、『ノルウェイの森』、『海辺のカフカ』は大好きな作品だよ。
――ぜひ日本でもデッドプール映画のロケを実施して欲しいです!
レイノルズ:ぜひやりたいね。親友のヒュー・ジャックマンが日本での撮影を気に入っていたんだ。X-フォースはインターナショナルな物語になると思うから、世界中いろいろな場所にいくことになると思う。でもデッドプールが刀を二本差しているのは正式じゃないよね? ルールを破っても許されるかな。
――二刀流の剣士もいるんですよ。あと、三刀流というのも。
レイノルズ:本当に? カナダは絶対に日本と戦争しちゃいけないね。
▲デッドプール軍団とパシャリ
以下、本編のネタバレを含みます
「おっと、バスを止めてくれ!」
――『デッドプール2』でお気に入りのシーンはどこですか?
レイノルズ:一番気に入っているのは、ジャガーノートと戦って大変な怪我を負った後のシーンかな。ブラインド・アルの家にみんなが訪ねてくるシーンだ。劇場で観客と一緒に見た時も大爆笑が起こって嬉しかった。まさに恥知らずのデッドプールだね。
――ラストはご自身がネタにしてきた過去の失敗、いわば黒歴史を清算するようなネタをぶち込んでいますよね。実は『グリーン・ランタン』が大好きだという人もいると思うのですが……、
レイノルズ:おっと、バスを止めてくれ!
――今後、デッドプールがグリーン・ランタンを受け入れる可能性は……?
レイノルズ:それは良いアイデアだね。例えばグリーン・ランタンに命を救われる物語。その時は君の名前をクレジットするよ。
――反対に、ジョークにしたくない、ご自身が大切にしている出演作はありますか?
レイノルズ:気に入ってるのは、『あなたは私の婿になる』、『[リミット]』、『ハッピーボイス・キラー』、『ワイルド・ギャンブル』かな。でも、自分のことをネタにして笑えるというのは大切なことで、楽しいからやっていることだよ。
――本日はありがとうございました! デッドプール含め、今後もご活躍を楽しみにしています!
映画『デッドプール2』公式サイト:
http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/
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