[オクラの生食]下ごしらえと、生オクラを使ったおすすめレシピ
オクラといえば、加熱して食べることの多い野菜ですが、実は生でも食べることができます。そこで、生食に適した新鮮なオクラの見分け方や下ごしらえのポイント、生のオクラを使ったおすすめレシピを紹介します。
新鮮なオクラの見分け方
生で食べる場合は鮮度が大切。見分けるポイントを覚えておきましょう。
色が濃すぎず、表皮のうぶ毛が密生している。
ヘタの角がしっかりと張っている。
ヘタの切り口が変色していない。
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育ち過ぎたものは食感が硬く味が落ちるため、大き過ぎないものを選ぶようにしましょう。
下ごしらえのポイント
オクラの下ごしらえは、たったの2ステップ。簡単で、口当たりも良くなります。
●ヘタの周りをむく
ヘタの周囲を、写真のように薄くむきます。
●うぶ毛を取る
塩をまぶしてこすり合わせ、うぶ毛を取ります。
生オクラを使ったおすすめレシピ
下ごしらえした生のオクラを使った、おすすめのレシピを紹介します。
オクラと昆布のみぞれあえ
オクラと昆布の粘りが同時に楽しめる一品。ポン酢であっさりとした味わいに仕上げます。
【材料】(4人分)
オクラ:2袋(10本ほど)
きざみ昆布:50g
ショウガ:少々
菊の花(お好みで):少々
ポン酢:適量
【作り方】
オクラのヘタの周りをむき、うぶ毛をとっておく。
きざみ昆布を、さっと茹でる。
オクラ1袋を輪切りにする。残りの1袋は茹でて、すり鉢でする。
ショウガを千切りにする。
2~4をあえて、お好みで菊の花をまぶす。
ポン酢をかけて完成。
オクラと柚子のサマースムージー
生のオクラで作る、柚子の香りが爽やかなスムージーです。
【材料】(2人分=約400ml)
オクラ:4本
すりおろしショウガ:小さじ1
塩:少々
柚子絞り汁:大さじ2
ハチミツ:大さじ1
水:200ml
氷:150ml分
【作り方】
オクラのヘタの周りを削って、うぶ毛をとる。
すべての材料をミキサーにかけ、液状になったら完成。
最後に
オクラは、加熱調理だけでなく、生でもおいしく食べることができます。正しい下ごしらえを覚えて、生のオクラで暑い夏を乗り切りましょう。
[オクラ]含まれる栄養や冷凍保存&下ごしらえのコツ
ネバネバが特徴のオクラ。茹でたり炒めたりするほか、生でも食べることができる野菜です。細かく刻めば離乳食のとろみづけにも使えます。
最終更新:2018.07.25
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『改訂9版・野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞)
『[カラー版]世界食材辞典』杉田浩一・村山篤子監修(柴田書店)
北海道ぎょれん(オクラと昆布のみぞれあえ)
JAグループ(オクラと柚子のサマースムージー)
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