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いじめっ子が秘密兵器でイジメに立ち向かった結果……?

いじめっ子が秘密兵器でイジメに立ち向かった結果……?

今回お話をうかがったのは、グレープカンパニー所属のお笑いコンビ「ゾフィー」の上田さん。高校でイジメに遭っていた上田さんの起死回生の一手とは?

「僕、高校のときにめちゃくちゃいじめられていたんですよ。あまりにもイジメがひどかったので、いじめっ子たちがどういうことをしてくるのかだんだん分かるようになってきたんですよ。例えば、ある日、テレビを見ていたら『K-1』の試合がやっていて、飛び膝蹴りで一発KOのシーンが流れたら、『あっ、明日これをやられるな』と思ったんです。それですぐに『どうしよう?』と思って。でも、体力も腕力もないから防御したり反撃したりするのは無理そうだったので、考えに考え抜いた末に思いついたのが『泥水作戦』だったんです。ペットボトルに泥を入れて、水を足して、ぐちゃぐちゃにかき回したやつを作って『これをかけるぞ!』と脅してやろうと思ったんです。さすがにいじめっ子たちもドン引きして攻撃してこないだろうと考えたんですよ。

 

それで、朝早く学校に行って準備しておいたら、案の定、昼休みになって『おーい、上田』と声をかけられたんです。『プロレスごっこしないか』みたいな感じで近付いてきたので、僕は泥の詰まったペットボトルを見せつけて、『これをお前らにかけるぞ!』と言ったんです。そいつらは『なんだそれ?』ってドン引きしているので、『これはすっげえ汚い泥水なんだぞ』と脅したんですけど、いじめっ子たちは少しもビビってなくて、それどころか『おお、ちょうどいいもの持ってんなあ』『それ飲めよ』って言ったきたんです。

 

あのときほど、自分のうかつさを恥じた瞬間はなかったですね。自分で自分の首を絞めたわけですから。ただ、飛び膝蹴りと泥水を天秤にかけたら泥水が勝ったので、僕は『ちくしょう』と泣きながら泥水を一気飲みしました。まさか本当に飲むとは思わなかったのか、いじめっ子たちもビックリしてましたよ。その日はそれ以降何もされませんでしたね。あの泥水は勝利の味でした」

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オモプラッタ

記者:

オモプラッタはポルトガル語で「肩甲骨」という意味。 芸人さんが華麗にはばたくための翼を支える肩甲骨でありたい。 それがオモプラッタの理念です。 オモプラッタ編集部は、プロの芸人さんたちが日々生み出している「オモシロ」のカケラを拾い集め、編集して、独自のコンテンツとして皆様にお届けしていきます。

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