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旅好き女子は決して強くない。一人でも多くの背中を押せる存在に / 阿部サキソフォンインタビュー

旅好き女子は決して強くない。一人でも多くの背中を押せる存在に / 阿部サキソフォンインタビュー

TABIPPOのコンテンツディレクターである阿部サキソフォン。2015年にTABIPPOにジョインしてからおよそ2年半、コンテンツ編集やライティングを担当してきた。

阿部にとっての一人旅の魅力は?読者に伝えたい思いとは?など、その心のうちを詳しく聞いてみました。

旅好き女子は決して強くない。一人でも多くの背中を押せる存在に / 阿部サキソフォンインタビュー

阿部サキソフォン

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

 
――女性ならではの視点を生かしたコンテンツが印象的な阿部さん。まず、旅をはじめたきっかけを教えてください。

大学3年生のとき、アメリカのアーカンソー州に4カ月間、語学留学していました。留学期間の半分が過ぎたころ、2週間の休暇があったんですね。せっかくアメリカにいるのだから、休暇を利用してどこかに行こうと思い立ちました。

行き先はNYが有力だったのですが、母から「危険!」と反対されてしまって(笑)。ジャズが大好きなので、ジャズの発祥の地であるニューオーリンズと、同じくブルースの発祥の地であるメンフィスを選びました。

これが、初めての一人旅です。

――日本から海外への旅ではなく、海外から海外へというパターンだったんですね!初めての一人旅はいかがでしたか?

特に印象に残ったのは、現地のある方とのふれあいです。

私、方向音痴なんです。そのうえ当時は、海外対応のWiFiルーターも使っていませんでした。ホテルを出た瞬間に紙の地図をくるくる回して思いっきり迷ってしまうタイプ(笑)。

うろうろしていたら、現地の男性から「どこに行くの?」と声をかけられて。「都心に出たくて、タクシーを拾おうか迷ってる」と伝えたところ、「僕が車で送ってあげるよ」と。

しかも、「この後、ちょっと用事があるんだよね。ホテルで待ってて」と言われたんです(笑)。半信半疑で待っていたら、本当にホテルに迎えに来て、都心まで送り届けてくれました。

世話好きなのかな?旅人が好きなのかな?と思ったけど、車中であれこれ話しかけてくるわけでもありません。帰りも都心まで迎えに来て、ホテルまで送ってくれました。次の日も、その次の日も。

いま振り返ってみると、知らない人の車に乗るなんて、危ないですよね。でも、一人旅じゃなかったら経験できなかったことかもしれないなって思うんです。

―――日本ではなかなか経験できないコミュニケーションですよね。しかも、それを初めての一人旅で経験されたわけですから。

その旅から無事に帰ってこられたことで、「やればできるじゃん、自分!」と自信がつきました。

高校生までは、ひとりっ子ということもあり、家族に甘えて生きてきました。大学生になって一人暮らしをはじめたものの、周りの友人が助けてくれたり、調べたら簡単に答えがわかったり。だって日本ですからね。

でも海外では、そういうわけにもいきませんよね。自分でなんとかしなければいけません。裏を返せば、海外に行くことで、自分のできることが増えたり、自分の可能性が広がったりすると思っています。それが私にとっての、一人旅の醍醐味です。

――その感覚、とてもよくわかります。その後、何度か一人旅されたんですか?

次の一人旅は、社会人1年目に行った台湾でした。社会人1年目の10月にTABIPPOにジョインしたんですが、編集長の前田から「阿部ちゃん、最近、旅してなくない?」と気づかれてしまって(笑)。

その日のうちに、台湾行きのチケットを予約しました。
台湾に行ったときの記事はこちら
TABIPPO専属ライターの私が、トトロを連れて1泊3日で台湾へ行ってきた

 
――なんという行動力!それでも一般的に、女性の一人旅はハードルが高いですよね。旅をするなかで、「これはピンチ!」という場面はありましたか?

命の危険を感じたような経験は、意外とありません。荷物を前に抱える、夜に一人で出歩かない、などの基本的なことには注意していますね。

ロスバゲ(※注:航空会社や空港の手違いで荷物を紛失してしまうこと)は一度あります。イタリアから日本に帰ってきたんですが、なぜか荷物だけコペンハーゲンに行ってしまいました。

しかも、次の日も飛行機に乗る予定がある。なんとか搭乗時刻までに荷物を取り戻すことはできましたが、イタリアで着ていた服を洗濯できないですよね。

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