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水沼貴史「グラウンドを見て涙が出た」 Jリーグ開幕戦の裏話を明かす

水沼貴史「グラウンドを見て涙が出た」 Jリーグ開幕戦の裏話を明かす
J-WAVEで放送中の番組『TOPPAN FUTURISM』(ナビゲーター:小川和也・南沢奈央)。5月13日(日)のオンエアでは、サッカー解説者の水沼貴史さんをお迎えし、「Jリーグ 25周年! これからのJリーグ、日本サッカーの未来」についてお話いただきました。

■Jリーグ開幕当時を振り返る

Jリーグは「Jリーグ百年構想」という理念のもと、1993年5月15日に開幕、2018年5月15日に25年の節目を迎えました。Jリーグのスタートにより、日本でもサッカー選手のプロ化がはじまりました。それまで水沼さんは「自分がプロの選手になるイメージは全くなかった。プロは野球しかないと思っていた」と当時を振り返ります。

1993年5月15日、旧国立競技場でおこなわれたJリーグの開幕戦「ヴェルディ川崎vs横浜マリノス」に、当時横浜マリノスに所属していた水沼さんはスタメンで出場。試合の前に、グラウンドでJリーグ開幕の華やかなセレモニーがおこなわれている様子を見ていた水沼さんは「これから俺たちは試合をするんだと思ったら、涙が出てきた」といいます。

水沼:泣いているのは僕だけじゃなくて、ヴェルディ川崎の選手も泣いてたし、目が合ったときに「ようやくここまで来たな」みたいな話をしたことを覚えています。だけど、そのままだとカッコ悪いから、顔だけ洗って気持ちを切り替えてグラウンドに出て行きました。

■「Jリーグ百年構想」とは?

番組では水沼さんに「Jリーグ百年構想」について伺いました。

水沼:「Jリーグ百年構想」は“スポーツを文化に”ということがスタートだと思います。各地域にサッカーのクラブチームができて、そこを中心にいろんな人たちが集まりコミュニティーを作り、コミュニケーションを図ることで、みんなが楽しみを見つけるところが各場所にできるといいねってことがJリーグの理念としてあります。それが進むとスポーツを通じて健全な子どもたちが育っていくでしょうし、100年後には全国に(そのような場所が)できるようにという考えが「Jリーグ百年構想」のスタートだと思います。

Jリーグは「Jリーグ百年構想」を掲げ、今年で25年が経ちます。

小川:だいぶ時間が経った気がするんですけど、100年まであと75年もありますね(笑)。
水沼:75年も待つ必要はないですね。あと50年でいいんじゃないかな。
小川:では75年構想に短縮するために必要なことって何ですか?
水沼:今、サッカーがだいぶみなさんに分かってもらえて、今年はワールドカップもあり注目されている部分もあります。しかし、選手たちがセカンドキャリアも含めて、これから先どう変わってくるのかなってことがいろいろ見えてきたら、もっと(サッカー選手を)目指す子が増えてくるなって気がします。

最後に、水沼さんに「日本サッカーの未来」に向けて私たちがすべきことをお訊きすると、「みんなの本気」と答えました。

水沼:これには3つの意味があります。それは「本気でしていると何でも面白い」「本気でしていると大抵のことができる」「本気でしていれば誰かが助けてくれる」ということです。何にとっても取り組み方ひとつで全然変わってくると思います。100年を75年にするって簡単に口では言いますけど、25年早くすることは簡単なことではないですよね。Jリーグ開幕から25年が経って「25年経ったか、早かったな」という人もいれば「まだ25年か」という人もいます。構想の期間を短縮するためには選手がもっと上手くなって、もっと魅力のある試合にして、たくさんの人に来てもらって、それに応えるように指導者も成長して、日本から海外に出ていく指導者がどんどん出てくるとか、そんな時代にならなきゃいけない。その指導者と選手たちが戦えるピッチをもっと魅力的なものにしなければいけないし、それにはたくさんの付随する文化的なものができてきて、お客さんがサッカーだけではなく違うものを楽しめる環境を作らなきゃいけない。そういうことを誰ではなく、たくさんの人が本気で取り組めば25年短縮できると思います。

これから先、Jリーグ、日本サッカーはどのような発展を遂げるのか。これからの動向にも注目です。

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【番組情報】
番組名:『TOPPAN FUTURISM』
放送日時:毎週日曜 21時−21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/futurism/

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