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ハラハラする!けど愛の込もった「不安定グラス」

ハラハラする!けど愛の込もった「不安定グラス」 こ、こぼれるぅう!ハラハラする!けど愛の込もった「不安定グラス」

これを見たときの私の第一声はコレでした。
だって、いまにもピシャってこぼれそうで……。

飛び出た赤い液体が服にシミを残しそう、なんてこともすぐに考えちゃいました。しかも、そういうときに限って白い服を着ているんですよねえ(笑)

でも、ご安心を!
Normann Copenhagen社にて、デザイナーのBritt Bonnesenさんが手掛けたこちらのグラスは、そんな簡単には倒れません。ハラハラする!けど愛の込もった「不安定グラス」

このグラスの名前は「ロッキンググラス」。そう、おじいちゃんやおばあちゃんが腰かけて読書をしているような光景を連想する「ロッキングチェア」から、インスピレーションを受けたものです。

テーブルにピタっとくっつく普通のグラスとは異なり、底が丸みを帯びているから、まさにロッキングチェアのようにテーブル上でゆらゆら。一見すぐに倒れてしまいそうなこのデザインこそが、転倒を防止してくれています。ハラハラする!けど愛の込もった「不安定グラス」

Bonnesenさんがこのデザインにひらめいたきっかけは、あるとき鑑賞したプロペラ機に関する古い映画でした。本作品内で彼女が感銘を受けたのは、振動が激しいプロペラ機において、「こぼれないこと」が重要視された機内用食器のデザイン。このアイディアに惹かれたBonnesenさんは「こぼれないデザインをもう一度」という思いで、この「ロッキンググラス」を生み出したのだそう。

実際に当時の食器を使ったことはありませんが、「ロッキンググラス」を通して、当時のデザインに少しでも触れられると思うと、なんだか貴重な体験に思えてきます。このグラスには、プロペラ機全盛期の時代において大切にされていたデザインへの考え方が、少なからず包含されているのです。ハラハラする!けど愛の込もった「不安定グラス」ハラハラする!けど愛の込もった「不安定グラス」

グラスとしてだけでなく、小物入れとして使うのもいいですよね。デザートやおつまみを入れたり、花瓶として使ったり……。

実際にMoMAでは、このグラスを使ってデザート(上写真)を提供しているみたい。シンプルなデザインですが、丸みがキュートで絵になります。

さて、このロッキンググラス。「揺れるけど、倒れない」が特徴ではあるものの、調子に乗って力強く押せばさすがに倒れるので、ご注意あれ!Licensed material used with permission by Normann Copenhagen

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