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キャットシッター事件簿 第1章~うちのコは大丈夫です(2)~

武蔵くん

前回のあらすじ)キタガワさんのお家に訪問すると、いつもお祭騒ぎで寄ってきてくれる猫さんたちがその日に限ってひとりも近づいてきません。キッチンに入ろうとした瞬間、シッターは恐ろしいものを目撃してしまいました。それは・・・・
・・・と、ここまでが前回の最後の場面でした。

海くん

シッティング契約を初めて行う際、お客さまのお宅にシッターが訪問して、こと細かに聞き取りを行い、カルテを作成します。猫さんの性格や好きなこと嫌いなこと。ごはんはいつもどこで食べているのか。お皿はどれか。ごはんのストックの置き場所は、そしてトイレのお掃除の方法などなど。

めいちゃん

なぜなら、お客さまのお留守の間に鍵を開けてお家の中に入ることになるわけですから、勝手にいろんな場所を開けない触らない入らないが鉄則です。ごはんストックがないからといって、棚の引出をどんどん開けるようなとこはできません。なのでモノの保管場所については念入りにお伺いして記録に残します。そして、実際のお留守番の時にはそのカルテ情報をもとに、猫さんたちのお世話をするのです。

ルッカちゃん

キタガワ家の場合、7ニャンいるのでお留守番中のごはんストックがたくさん。「第一陣の在庫はキッチンシンクの隣のタッパの中。足りなくなったら冷蔵庫の上に箱に入ったウェットパウチが一箱あるので、そこから使ってください」という説明を聞きながら、シッターは質問しました。

がくとくん

シッター「猫さんって身体能力が高いから冷蔵庫の上にも上がったりしませんか?」
お客さまは答えます。「うちも若い猫は普段は乗ってますよ。でも在庫のウェットフードはいつもここに置いているけど、イタズラしないから大丈夫です!」
シッターの心の声 「ホントにホント?大丈夫って皆さん言うんだよなあ・・・」

チェリーちゃん

で、キタガワさんのお宅のお世話当日に戻りますが、猫さんが誰もわらわら~っと寄ってこなかったその日、キッチンの床にあったものは、、、、

現場です。

見るも無残なウェトフードのパウチの死骸。1箱分ほぼやられていて、無傷なものは2パックのみ。かみちぎって中身を食べつくしたようでした。写真ではわかりづらいのですが、キッチンの床も、そしてひきずって歩いたリビングの床も、ウェットフードでキトキト。拭き掃除だけでもたいへんな時間がかかりました。

カンナちゃん

一番食いしん坊の若いキジトラ・トム君に至っては、リビングであちら側を向いて横たわり「げぷー」という感じで寛いでいます。「犯ニャンはきっとお前だな!」と直感したシッターですが追及はしませんでした。
「トム君、おいしかったのー?よかったねー・・・(遠い目)」

現場その2

ちなみに、キタガワさんのお宅では教訓として、次のお留守番から徹底的にごはんストックは猫立入禁止の廊下にコンテナで保管することになりました。これで一安心!と思ったのも束の間「うちのコは大丈夫です」パート2事件が後日発生、「ゴハンがにゃいにょよ!」という反乱も起きたるなど、油断ならない猫さんvsシッターとの闘いは続くのでした(笑)

リリーちゃん(右の緑色の箱を落とす名人)

教訓:猫さんをお留守番させる皆さまへ
「うちのコは大丈夫です!」は絶対にありません。危険なモノ、フードストック、いたずらされたくないもの等は、扉のある収納の中に入れてお出かけいただくに越したことはありません。シッターは場数を踏んでおり、皆さんよりはちぃーと経験則が豊富ですので、ご提案やアドバイスは聞き入れてくれると嬉しいです。

フードの事件は結構多い案件ですが、次の事件簿は果たしてどんな内容でしょう?次回をお楽しみに!

 

著者:猫の館ME 小倉則子

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