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【追悼特集その2】Avicii、過酷なスケジュールに疲れ果て…ドキュメンタリーで語った「引退の言葉」

【追悼特集その2】Avicii、過酷なスケジュールに疲れ果て…ドキュメンタリーで語った「引退の言葉」
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己/火曜担当ナビゲーター:DAOKO)のワンコーナー「FEATURE TOPICS」。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げています。

先週ピックアップしたは、4月20日(金)に28歳の若さで亡くなった、世界的DJ、音楽プロデューサーのAvicii。特集2日目となる5月2日(火)のオンエアでは、世界を代表するDJとなったAviciiの25歳以降の軌跡を紹介しました。

【追悼特集その1】EDMシーンを牽引したAviciiの生い立ちから成功までを振り返る
【追悼特集その3】世界的DJ・音楽プロデューサーAviciiの苦悩と活動の変化、そして突然の死

■16歳から25歳までのAvicii

16歳から自宅で音楽制作をスタートし、ネットで次々と楽曲を発表。22歳のときにリリースした『Levels』は、世界各国の音楽チャートでトップ10入り! さらにグラミー賞「最優秀ダンス・レコーティング賞」にノミネートされました。

25歳になる頃には、プライベートジェットで世界中を飛び回るスターDJに。世界的経済誌『Forbes』が発表する、その年に最も稼いだDJ番付の2014年版では第3位にランクイン。その稼ぎは日本円にして約30億5000万円にも達します。

DJとしても音楽プロデューサーとしても才能を発揮し、25歳で世界の頂点に上り詰めたAvicii。しかし、殺人的なスケジュールと仕事量、周りを取り巻く環境の変化に、彼の心と体は悲鳴をあげ始めます。

■心身ともに疲れ果て…

もともと内向的な性格だったAviciiは、人前に出るときの緊張を和らげるためにアルコールの力に頼るようになっていました。実は彼は過剰なアルコール摂取により、2012年に膵臓を患って入院。2014年には胆のうを切除する手術を受けています。

実はこの手術も、彼のスケジュールがパンパンに詰まっていたため、なかなか受けることができず、医師から「胆のうを切除したほうがいい」と言われてから、なんと1年後の手術でした。

手術後、予定されていたライブをすべてキャンセルし、音源制作に専念します。そして2015年5月に復帰第一弾として、EDM界のスーパースター、Martin Garrixとコラボした『Waiting For Love』をリリース。これが収録されたセカンドアルバム『Stories』を同年10月にリリースしました。アルバムタイトルにかけた「Stories Tour」を行うことを2016年に発表。

完全復活したかに思われたAviciiでしたが、2016年3月29日(火)に自身のオフィシャルサイトとFacebookにて、2016年をもってライブ、ツアーなどのDJ活動から引退することを発表。彼はドキュメンタリー映画の中でこう語っています。

Avicii:ライブを辞めたいと言ったときには、みんなが反対した。だけど僕は何度もみんなに言ったんだ。「もうプレイはできない。僕は死んでしまう」って。

2011〜2015年の間に行ったギグは220回。これは平均すると週1ペースです。

藤田:そのペースの間に、アルバム2枚、大量のリミックスワークをこなしながらということで、体だけじゃなく、それに伴う緊張も含めて、心と体を蝕んでいったのかもしれないというのは、容易に想像できるなと思います。

26歳でライブ、DJ活動から引退。Aviciiはその後、音楽フェスやイベントに一切その姿を見せることなく、音楽を始めた16歳の頃と同じように自宅での音源制作に戻っていきます。

ということで、2日目はここまで。3日目の特集では、栄光の裏で大きくなるAviciiの苦悩と活動の変化についてお話しました。

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【番組情報】

番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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