祝・ビッグマック50周年!! ビッグマックに縁の深い沖縄のマクドナルドで祝福してきた!

マクドナルドを代表するハンバーガーといえば『ビッグマック』。そのビッグマックが誕生したのは1967年、アメリカ・ペンシルバニア州のフランチャイズ店で大人向けのメニューとして開発されました。つまり今年で生誕50周年ということになるわけですね。こいつはめでたい!

ガジェット通信としても祝福したい!

これまでにもガジェット通信ではマクドナルドに関する記事を数多く取り上げてきました。きっと読者の皆さんにもマクドナルドが好きな方が多いはず。

そこで今回はビッグマック発祥の地・アメリカのペンシルバニア州まで行き、本場のビッグマックを食べて祝福しようじゃないですか!

……という企画を立てたのですが、あえなく却下。そう簡単に海外出張の許可は下りないようです……。

しかし! 「国内ならなんとか」という話になったので、アメリカではなくこちらのマクドナルドに行くことにしました!

めんそーれ! ハイサイ! なんくるないさー!!

そう、沖縄のマクドナルドに足を運ぶことにしました。

なぜ沖縄なのかって? 沖縄に行きたかっただけだろって? いやいや、これにはちゃんと理由があります。実はマクドナルドの日本初のフランチャイズ店ができたのは沖縄だったのです。

アメリカのフランチャイズ店で誕生したビッグマックを日本で祝福するなら、沖縄にある日本初のフランチャイズ店に行くしかないでしょ!

日本初のフランチャイズ店はすでに消滅……仕方ないので別の店舗へ

というわけでゴールデンウィークという飛行機代が高騰する時期に、経費で沖縄までやって来てしまったのですが、なんと日本初のフランチャイズ店はすでになくなっていたという衝撃の事実が判明……。せっかく沖縄まで来たのに、何もしないで帰ったら飛行機代が自腹になってしまうこと間違いなしだぞ……!

そこで急きょ予定を変更して、沖縄県内のマクドナルドでも特に大きい店舗である、うるま市の石川店に突撃取材を敢行することにしました。

ビッグマックを購入して50周年を祝福!

那覇空港から車で1時間少々かけて移動し、マクドナルド石川店に到着しました。もちろん外観は普通のマクドナルドなのですが、駐車場の広さや青く澄んだ空がほんのりとアメリカを感じさせてくれます。ビッグマック生誕の地っぽい雰囲気がある……!

早速店内に入ってビッグマックを購入しようと思うのですが、せっかくなのでこれを使わないと。ユニクロとコラボして誕生した『ビッグマック50周年 マクドナルドグラフィックTシャツ』! 

このTシャツを着てマクドナルドに行くとビッグマックセットが100円引きになるという、史上初のクーポンTシャツとなっているのです。

「ビッグマック50周年おめでとうございます!」と伝えて、レジでTシャツを見せるともちろんクーポン適用! やったね!

見事100円引きでビッグマックセットを購入できました。クーポンとして使えるのは6月5日までで、Tシャツの価格は税抜き1500円。期間が終わっても普通にTシャツとして着られますし、お得感がありますね!

さあ、席についてビッグマックをいただくことにしましょう。やはりマクドナルドのハンバーガーの中でもビッグマックの存在感は群を抜いていますね!

うん、ウマいっ!! もちろん全国どこで食べても味は同じなのですが、沖縄という地で食べるビッグマックはまた格別ですな!

店長に直撃インタビューを敢行!

店内でビッグマックセットを食べていると、マクドナルド石川店の山口店長を発見。「声をかけてみると特別にインタビューに応じていただけることになりました。

オジー、オバーもビッグマックをモリモリ食べちゃう

ノジーマ「山口店長、このたびはビッグマック50周年おめでとうございます!」

山口店長「ありがとうございます! でもどうしてわざわざ沖縄のマクドナルドに……?」

ノジーマ「マクドナルドの日本初のフランチャイズ店が誕生したのが沖縄だと聞きまして……山口店長はご存知でしたか?」

山口店長「はい、知ってました」

ノジーマ「おおっ、そうすると山口店長はご出身も沖縄なのですか?」

山口店長「いえ、出身は大阪ですね。最初は大阪のマクドナルドで働いて、その後沖縄のマクドナルドに異動となったのですが、大阪と比べてすべてがカルチャーショックでしたね」

ノジーマ「カルチャーショック! いったいどのあたりがでしょうか……?」

山口店長「いわゆる“オジー、オバー(沖縄の方言でおじいちゃん、おばあちゃんの意)”が多くて、皆さん普通にビッグマックとかダブルチーズバーガーとかを召し上がるんですよ。プラス100円で肉を2倍にできる『夜マック』を利用されるオジー、オバーもいらっしゃいます(笑)」

ノジーマ「すごい……!! でも確かに、沖縄ってステーキ屋とかハンバーガー屋も多いですし、肉を食べる文化が根づいているってことなんですかね」

山口店長「そうなんです。大変ありがたいことに、マクドナルドも沖縄の文化のひとつとして根付いている印象を受けます。マクドナルド全体の売上が落ちてしまったときも、沖縄のマクドナルドは全然落ちなかったっていうこともありましたから」

ノジーマ「本当に親しまれているんですね!」

ビッグマックの新商品も試食してみた!

ノジーマ「ちなみに山口店長がいつも食べちゃう、お好きなメニューって何ですか?」

山口店長「もちろんビッグマックです!……と言いたいところですが、チェックも兼ねて全メニューを満遍なく食べるようにしているんです。なのですべてのメニューをよく食べますし、すべてのメニューがオススメですね。新商品の『ビッグマックベーコン』『ビッグマックBLT』も美味しいですよ」

ノジーマ「50年で初めて手を加えられたビッグマックとして話題の商品ですね!」

山口店長「もしよかったら用意しますので、ぜひ試食してみてください」

そして山口店長のご厚意に甘えて用意していただいた『ビッグマックベーコン(左)』と『ビッグマックBLT(右)』。どちらもただでさえボリューミーなビッグマックにトッピングをした商品なので、迫力がすごいです!

『ビッグマックベーコン』には肉厚なベーコンが2枚トッピングされ、肉々しさが大幅アップ! 本場アメリカを感じるワイルドさでした。

『ビッグマックBLT』にはさらにトマトがプラスされているのですが、トマトの酸味がビッグマックソースと見事にマッチ! ハンバーガー全体にかなり厚みが出ているので、かぶりつくのがなかなか大変です(笑)。

どちらもしっかり個性を感じられて激しくウマい! ビッグマック50周年にして、ビッグマックの新たな可能性を感じる2品でした。ずっと変わらないビッグマックもいいけど、新しいビッグマックも最高!! この2品は期間限定メニューとなりますが、また別のビッグマックも食べてみたくなりますな。

ただ、ビッグマックセットを平らげたあとにこの2品を食べたので胃袋はパンパンに。このあと沖縄料理が入り込む隙間など一切なくなってしまいました。残念無念。

ビッグマック生誕の地というわけではありませんが、ビッグマックをはじめマクドナルドのハンバーガーが生活の一部となっている沖縄。全国どこでも食べられるマクドナルドをあえて沖縄で食べるということは、沖縄の文化に触れるひとつの機会と言えるかもしれませんね。

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(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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