池田エライザ“ワケあり物件”OKでもコミュ障が悩み!? 映画『ルームロンダリング』で幽霊たちと共同生活
4月19日から22日にかけて開催中の『島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』。20日、那覇市内の劇場シネマQにて映画『ルームロンダリング』(7月7日公開)の舞台挨拶が開催され、片桐健滋監督、出演の池田エライザ、健太郎が登壇した。
ワケあり物件に住み、履歴を帳消しにする秘密の仕事を題材にした本作。“ルームロンダリング”のアルバイトを始めて以来、幽霊が見えるようになった主人公・御子役に抜擢された池田エライザは、「御子ちゃんみたいな女の子が、もしかしたら、みなさんの近くにもいるかもしれない。ちょっとファンタジーな要素はありますけど、身近に感じてもらえたら良いなと思って演じました」とコメント。
もし自身が格安でワケあり物件に住めるとしたらを問われると、「御子ちゃんを演じたことで、幽霊がもとは人間だったと愛着がわくようになって。だから、私も御子ちゃんみたいに見えたらイケるんじゃないかな。でも、何しろ人とのコミュニケーションが得意なわけではないので、(幽霊に)ワァーって来られても、ちょっとゴメン、放っておいてとなるかも(笑)。仮に見えたとして、ルームシェアじゃないですか。ちょっと考えちゃいます」と、幽霊相手にもいわゆる“コミュ障”を発揮する可能性を明かした。
一方、御子の隣に住む青年・亜樹人役を演じる健太郎は、「僕は無理です。怖いです」ときっぱり拒否。池田が「100万円のマンションに10万円で住めるとしても?」と尋ねるも、「仕事を頑張ります」と即答していた。
新たなクリエイターの発掘を目指して映画企画を募集するコンテスト、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2015」で全474企画の中から準グランプリを受賞した本作。津軽弁のパンクス、カニの仮装をした小学生、コスプレ好きのOL……、次々に御子の前に現れる個性的な幽霊との共同生活がコミカルに描かれる。
胡散臭い不動産屋を営む御子の叔父役にオダギリジョー、個性豊かな幽霊たちを渋川清彦、光宗薫らが演じ、他にも木下隆行、奥野瑛太、つみきみほ、田口トモロヲ、渡辺えりなどの名バイプレイヤーズが脇を固める。
『島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』公式サイト:
http://oimf.jp/
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